自分で持てる重さしか、持っていけない。
当たり前のことですが、自分が背負えて歩き続けられる重さしか持てないのです。
重すぎてもバテてしまいますし、軽すぎても必要なもの入っていますか?と心配になります。
重さを背負えるよう体力をつけることも大切ですが、初めのうちは
- 持って行って使ったもの
- 持って行ったけど使わなかったもの
- 使わなかったけど、持っていかなければいけないもの(ヘッドランプや雨具など)
を面倒がらずにメモしていくといいです。
山の本や雑誌には、持ち物リストが載っていますが、自分に必要なものを自分で決めていけるといいですね。
自分のしたい山歩きをイメージします。
「山頂でカップラーメンを食べてみたい」
だとします。
山頂に茶屋がある山なら、何も持っていかなくてもそれは叶います。
カップラーメンでなく、蕎麦やキノコ汁など温かな食事もいただけます。
でもこのイメージが、前回登った山で見た光景だとすると…
ガスでお湯を沸かし、カップラーメンにお湯を注ぎ、待つ時間も含めてなのです。
そうなると、カップラーメンはもちろんですが、お湯を沸かすための道具も持たなければなりません。もちろん水もです。
その分、荷物は重くなります。
汗をかきかき着いた山頂で食べるカップラーメン。
おいしいです。
私も大好きです。
山では汁を捨てられないので、もっぱらカレー味を濃く作って、どうにか飲み干しています。
でも、山は頂上まで登るためだけに行かなくていいと思っています。
大切な休み、どんな時間を過ごせたかー
私も、途中の景色がいいところで文庫本を読みながら、太陽の光を浴びてぽかぽかしていると、「今日はこれで充分楽しかったなぁ」と下山して温泉に直行してしまうこともしばしばです。