登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

写真家の西田省三さん

1月3日(木)NHK総合 19:30から、写真家の西田省三さんが出演・監督の「ドローン大縦走」のドキュメンタリーが放送されました。

 

澄み切った青空、本当に美しかった。

空の青と雪の白と岩のコントラスト。

雪の上高地に紅葉、なんて幻想的な光景。

朝陽をあびて黄金色に輝く山々。

見とれっぱなしでした。

 

 

雑誌「山と渓谷」に掲載されていた写真を見て好きになりました。

手前に人物を入れた写真なので、山の大きさと広がりをすごく感じられるからです。

「どんな方なんだろー」と思っていました。

しばらくして特集が組まれていて、ご本人が載りました。

ご本人の見た目と、オフィシャルサイトのREPORT欄を読んだときのギャップがおもしろいです。

 

1回目 2017年夏「双六岳・三俣蓮華岳槍ヶ岳北穂高岳

2回目 2018年夏「立山剱岳

今回が3回目です。

「燕岳(つばくろだけ)・大天井岳(おてんしょうだけ)・涸沢・奥穂高岳

 

 今までと違い、雪山です。

表銀座と呼ばれる、北アルプスきっての絶景ルート。

私は初めてのテント泊縦走で、このルートを妹夫婦と歩きました。

ずーっと絶景で、ザックの重さも忘れてしまえるほど、本当に楽しく歩きました。

このとき見た、雲海からのご来光が山歩きを続けるきっかけとなりました。

 

北アルプス三大急登と呼ばれていますが、夏の燕岳は学校登山のコースになるくらいの歩きやすいルートですが、雪山となると話は別です。

装備も技術も必要になります。

まだ技術がなくて登れない人も、寒がりだから雪山は登らない人も、こんなに楽しませてもらえる。

ありがたいです。

 

このドキュメンタリー以外でもNHKでは「にっぽん百名山」という番組もあり、忙しくて登れないときに、ちょこっと慰めになります。

 

いつか、山を歩いているときに偶然、西田省三さんに会えたらいいなぁと思っています。