登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山でのおしゃべり

山を歩くとき。

特別な空気に包まれています。

 

どこまでも続く道。

話す時間はたくさんあります。

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一緒に歩く相手との心の距離も、一気に縮まるのでしょうか。

なぜか、いつもは話さないような、誰とも話したことがないような、あれ?私はこんなこと思っていたの?…そんな真剣な話をしてしまうこともあるのかもしれません。

 

1人で歩いている私の耳には、旦那さんの愚痴やら、子どもが全く勉強をしないことへの嘆きやら、今夜の献立やら、なんやらかんやら。

そんな日常のことばかりではありません。

 

意識して耳を傾けなくとも、バシバシ聞こえてきます。

けっこう聞こえちゃってますよ。

 

今まで耳に入ってきた中で秀逸な一言。

私が下山中にすれ違ったときに、ふと聞こえました。

若い男女、友人同士という印象を受けました。

恋人ではなく、バイト仲間とかそんな距離感。

女の子が

「やり直すのに、遅すぎことって、、あるのかなぁ」

このセリフの「、」は一呼吸おきます。「、、」は二呼吸です。

 

何をやり直すのかな。

男の子の返事は聞こえず。

最後まで聞いてみたかったけれど…意識して聞こうとしたら盗み聞きになっちゃうし。

登り返さなくちゃならないし。

午後から仕事だったので断念。



分岐を見落とさないよう、ご注意を!