これらは高峰温泉でいただける地図です。
それにしても暖かい…先月は氷点下だったのに、今日は5℃もあり、さらに無風。
長袖1枚でも歩けました。
手袋も不要です。
北海道でも雪でなく、雨が降っているくらいですもんね。
高峰温泉に宿泊すると、スノーシューのみならず、登山靴やスパッツ、ストックなど必要なものは全部無料で貸してくれます。
山に登るつもりじゃなくても
「やってみたい!」
と思えば、売店で靴下だけ購入すれば楽しめます。
温泉を口実に誘って、これで山デビューしちゃうのもアリですね!
スノーシューは小さいサイズもありますので、小学生でも大丈夫なようですよ。
もともと、子どもなら体重が軽いので雪にも沈みこまず、必要ないかもしれませんけどね。
さぁ、出発。
宿の玄関を背に右に歩いていきます。
5分もしないうちに「高峰山へ」
赤リボンで歩く道が示してあります。
歩く時間としては、往復1時間ちょっと。
高尾山より短い歩行時間なのに、なんていい景色!
何度も振り返ってしまいます。
隣にスキー場があるのですが、気持ちよさそうだなぁ。
雪原にカラマツが影を落とし、その模様は太陽の光に揺れる海の底のよう。
実は、まるでバラ!
シャクナゲの葉っぱも寒いのか、くるんと丸まって細っこくなっています。
でも、先っぽにはちょこんと芽が。
春の準備を始めていました。
富士山も見えました。
ぐるりと絶景!
これだけの景色…ふつうはけっこう登らなくては見られないけれど、ここなら少し頑張れば見ることができる。
30分も歩けば気持ちのいい尾根道へ出ます。
「誘ってくれてありがとう」
一緒に登った人が、絶景を目の前に言ってくれました。
こちらこそ、一緒に登ってくれてありがとう。
山頂には祠がありました。
これからも楽しく山を歩けますように、と祈ります。
絶景を眺めながら、宿で買ったあんずを食べてのんびり。
頭上には雲ひとつない、真っ青な空。
さて、そろそろ下山しますか。
宿でお昼ご飯として、おそばをお願いしてあるので12時には戻らないと。
歩いているときは暑いのに、下りたら体が冷え切っていました。
野天風呂で暖まってから、おそばをいただきました。
小諸そば、うまい!
自分が「楽しい!」と思うことを同じように「楽しい!」と喜んでくれる人と一緒に来ることができて良かったです。