登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

浅間山を眺めに その2

10:50
湯ノ平(ゆのだいら)分岐

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気持ちいい道〜。

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登山道はここから先、いきなり雪道になりました。
ギュッとしまっていて歩きやすい。
アイゼンは付けなくて良さそうです。

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11:10
賽ノ河原分岐

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前掛山には行けません。
 

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シャクナゲも咲く支度をしています。
 

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11:20
突然、浅間山がどーんと姿を見せます。
途端によろめくほどの突風。
やっぱりここは風、強いわ〜。
(無風の日もあるそうてすが、私が行くときは常に強風なんです…)

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なんてきれいなんだろう…
何度見てもいいわ。
浅間山を右に見ながら、強風の中を歩きます。
雪がないときは荒涼とした雰囲気の賽ノ河原ですが、今は(雪の)白と(枝の)焦げ茶の2色で柔らか。

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この斜面を登っていきます。

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12:00
Jバンドに到着〜。
標高2200mくらいでしょうか。

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明日歩こうと思っていた仙人岳、蛇骨岳方面を偵察。
う〜ん…けっこう雪がついているし、明日は今日よりも風が強い予報なんだよなぁ…ずっと稜線歩きで、道も狭いんだよな。
よし、やめとこ。
落ちたらケガじゃすまないかもしれないし。
また来ればいい。

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お気に入りの岩にマットを敷き、ダウンを着込みます。
まずは温かい梅醤番茶を。
おいしい〜。

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眼の前には浅間山
後ろには、白い頂を連ねるアルプスの山々(山座同定、苦手です)。
ケルティックウーマンの「You Raise Me Up」を聴きながらぼんやりします。
荒川静香さんが金メダルをとったときの曲。
気持ちいいなぁ…
12:45
名残惜しいですが、冷えてきました。
来た道を戻ります。

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30分も歩いていないのに、振り返るとさっきまでいた場所があんなに遠い。
山を歩くとき、本当に一歩の大きさを実感します。

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あ、浅間山のとなりに月がある。
写真では見えづらいかもしれません。
 
13:30
賽ノ河原分岐
13:45
湯ノ平分岐
 
雪道も終わりました。
少しだけ緊張を解いて歩きます。
 
13:55
火山館
 
ここから下を見ると、黄褐色の川が流れているようです。
硫黄の匂いはこの周辺だけ。

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途中の沢は、少しにごり湯のような感じではありますが、黄褐色ではないんです。
別の沢なの?
登山口の近くも黄褐色だったけれど。

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カモシカさん、いませんかね…
雪の上に足跡は何度かお見かけしたのですが…
カモシカ平周辺ではウロウロしてみたのですが、今回はどうやら縁がなかったようです。

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15:00
一ノ鳥居
15:25
浅間山荘に帰ってまいりました。
あー、喉が乾いた!
特製赤じそジュースをイッキ飲み!

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誰にも会わなかった。
また山が賑わう日がきますように。
静かな山歩きが好きなくせに、そう思ってしまいました。