今年最後のダイビングをしようと思っていました。
豪雨の日だったので、キッパリあきらめました。
ダイビングのあとに宿泊予定だったDHCの赤沢温泉ホテルへと、ワイパーをいちばん速くしても雨がたたきつける天気の中を出発。
スピードを出していなくても、対向車のしぶきが衝撃になるくらいの大雨でした。
ここのお風呂は、すべて展望がいいんです!
湯船に体を沈めると、向こう側の青い海に湯がしたたり落ちてゆくような…
それくらい海との一体感を感じられます。

宿泊棟の隣に、日帰りの温泉館があります。
源泉がそれぞれ違うそうなので、両方行きましょう。
宿泊客はチェックイン前もチェックアウト後も、無料で利用することができます。
DHCの施設だけあって、クレンジングやシャンプー、お風呂上がりの化粧水などは完備されていますが、日焼け止めはないので持参を忘れずに!
普通は持っていきますかね、化粧もしますんね。
日焼け止めしか塗らないので忘れてました。
「手ぶらでいい」の意識が強すぎて。
夕食は…
お品書きを見て、まず思ったこと。
「少なすぎる」
前菜も金目鯛の煮付けもおいしかった。
だけど少ないぞ!
デザートをいただいたら、そのまま日帰り温泉館へ行って
「レストランでラーメンを食べよう! これじゃ足りんぞ!」
と、ツレとこそこそ話していました。
が、シメの食事が
・駿河ごはん
・そば
から選べたのですが、この駿河ごはんがおいしくて。
しかもおかわりもできまして。

満腹になって部屋へ戻り、ベッドへと倒れ込みました。
寝る前に、屋上の露天風呂「天穹の湯」へ。
たまたま誰もいなくて、頭上の星、真っ黒い海に浮かぶ釣り船の明かりなどを眺めながら、ぼんやりしました。
至福のとき〜。
そして、夕食よりオススメなのが朝食です!
私はここの朝食バイキングが1番だと思っています。
食べたいものがたくさんある。
揚げたてのアジフライもありました。

2杯目は、しらすをたっぷりのせた白メシ。
小松菜やレモンのスムージーもおいしくて、ゴクゴク何杯も飲んでしまいました。
普段の生活では、スムージーなんて飲みもしないんですけどね。
夕食よりもお腹いっぱいになって、ベッドへ倒れ込みます。
ダイビングをしていたら、こんなに食べられなかったなぁ…できなかったけれど良しとするか…
部屋の窓はとても大きく、露天風呂からの眺めと同じように、海が視界いっぱいに広がります。
風がまだ強く、波がパチャついてる。
良かった…酔うわ、これ。

チェックアウト後、「もう温泉はいいね」と象牙美術館へ。
もう何度目だろう、行くの。
とくに展示品が変わるわけではないのですが、驚くために行ってます。
人の手がこれを彫ったんだよなぁ…と。
象牙からこれを彫り出せるなんて。
しかも仕上げは彫刻刀(思ったより大きい)って、マジですか?
三代にわたって、とか根気がハンパない。


でもやっぱり象牙に目が奪われます。
象牙の曲線をいかしたこの作品も美しいです。
伊豆でほかに観光をするところが思い浮かばない&お腹がいっぱいすぎて、昼ごはんを食べるのは無理、と帰路につきました。