登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

父と伊豆へふたり旅 その2

朝ごはんは私たちだけだったので、バイキングではなく和定食でした。

オシャレな食事処だわ。

 

宿のバスで稲取駅まで送ってもらいます。

少し早く出てせり出したベンチへ座り、海と伊豆七島を眺めます。

海って大きいよなぁ、ほんとうに。

ぽちゃんと潜れば、あんな世界が目の前に広がるんだもんなぁ。

ダイビングをまた始めて良かった。

「(病気で潜れなくなった自分に気兼ねせず)また、ダイビング始めなよ」

と何度も言ってくれたツレに感謝したいです。

伊豆七島でも、また潜りたいなぁ。

 

 

今年2回目の象牙美術館へ。

トータルで何回訪れただろう。

人間ってすごいなぁ、と思うために訪れるところ。

ここは絶対、父が喜ぶと思って。

伊豆高原 象牙と石の彫刻美術館 ジュエルピア – 象牙彫刻120点を中心に世界最大の宝石屏風や翡翠彫刻等、東洋美術工芸品を収蔵しております。まさに至宝たちの共演、日本の故宮と言われ必見に値します。

最寄りの富戸駅にはタクシー乗り場がないようなので、稲取駅から電車に乗る前に電話をしたところ、富戸駅に到着してから呼んでくれれば10分で行く、とのこと。

伊豆高原駅伊東駅からバスも出ているようですが、暑いし、バスを待つのが面倒です。

タクシーなら10分かからず到着、1000円ちょっとでした。

象牙美術館に入ったら…

「ここ、来たことある」

東伊豆に移転してくる前、この美術館は西伊豆の土肥にありました。

そのときに来ているって…

しかも私もいたって…

記憶力のなさに愕然。

何回も訪れた記憶はあるのに、家族とは一度もないと思っていました。

それでも、いくつもの作品をじっと眺めてくれていて良かった…

絹糸で両面縫い上げてるんだ…

すごくきれい。

虫メガネでじっくり。

 

バスで伊東駅へ。

行きはキンメ電車でしたが、今回は真っ黒な黒船電車。

 

吾妻山公園へ菜の花を - 山、はじめます。

ランチは、早川漁港へ。

今年の冬、菜の花を見に行った帰りに寄った「さじるし食堂」です。

【公式】小田原漁港 さじるし食堂 @小田原市

そのときは、「その日のオススメ」をいただきました。

イワシの刺身がおいしかったんだよなぁ。

今回は海鮮丼とゲソの唐揚げ。

 

小田原駅へ、どうやって行こうかな。

早川駅へ戻るか、タクシー呼ぶか。

迷っていると、この炎天下の中を父は「歩ける」と。

そうなのか。

じゃあ、歩いておいしくアイスを食べましょう。

「こんなの食べたことない」

と珍しそうでした。

その年でも初めてのことがあるって、いいね。

 

おいしい魚をいっぱい食べて、温泉に入って、父はプチ家出に満足して帰っていきました。

帰宅して1時間後には母とケンカが始まったそうです…

ありゃー。