山、はじめます。

生きていれば、山を元気に歩ければ、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちになれるんだ。

大人になったら

先日、もうすぐ小学2年生になる姪っ子と遊びました。

そのとき
「あんちゃん(姪っ子に、そう呼ばれています)は、大人になったら何になりたいの?」
と聞かれました。
大人になったら!
私は大人じゃなかったのか。
40代半ばで、大人じゃなかったとは…
オトナとは…年齢だけでは、はかれないものなのか。
 
そういえば、幼稚園で働いていたときもそうだったじゃないか…
20~25歳くらいの若い先生たちは大人に見えているようなのに、なぜか私だけ呼び捨て。
「こら! 先生を呼び捨てしちゃだめでしょ」
と、他の先生たちが注意してくれても「なんで?」みたいな表情をする子がちらほら。
何をもって、こいつは大人ではないと判断されたのか。
ムキになって遊んでいたからなのか。
 
まぁ、それはいいんです。
思いがけない姪っ子の言葉に、ハッとさせられました。

ここ3年ほどは、給料はそこそこでいいから、近くて、化粧しなくてよくて、山に行きやすいよう休みがとれる職場を探していました。
仕事内容でなく、条件ですよね。
「やりたいことを仕事にできる人は少ない」
10代の頃からそう思ってきました。
でもそうじゃないのかも。
 
今はパートで、週4~5日、早朝から夕方近くまで働いています。
パン屋さんの製造の仕事。
自分が作ったものを「おいしそう」と手にとってもらえ、そして買っていってもらえる。
なんて嬉しいことだろうって、毎日思いながら働いています。
毎日がとても楽しいです。
周りの人たちが好きで職場に行くのが楽しいことはあっても、仕事そのものをこんなに楽しいと思えたのは初めてです。
片付けは苦手でした。
小1の通知表から、先生のコメントに全くブレがないんです。
「整理整頓ができない」
仕事の終わりは片付けです。
でも今は片付けと思わないので、苦じゃなくなりました。
「明日の仕事がはかどるように準備している」と思えるようになったからです。
年齢を考えると、今さら感はありますが…
 
生きていくために働かなきゃいけない。
楽しいから働く。
働くという結果は同じでも、仕事に向かう気持ちが全然違う。
今、幸せです。
やりたいことが見つかったのは、人と比べて遅かったかもしれないけれど、それを叶えたいと思っていいんだなぁ、と。
職業だけでなく
「こうありたい」
「こんなふうに生きてゆきたい」
も夢のひとつですよね。
 
姪っ子は
「今度会うときまでに、ちゃんと考えてね!」
と、プンスカ気味でした。