ここには、お風呂があるんです!
そして、夕食のメインは桜鍋(連泊の方をちらっと見たら豚肉でした)なんです!
八ヶ岳オーレン小屋(硫黄岳 天狗岳 赤岳 登山に最適な山小屋)
八ヶ岳に登るときは茅野駅を利用するのですが、ほぼ毎回「さくらさく」という馬肉料理屋さんに行きます。
そこで食べるのが八ヶ岳登山の楽しみのひとつなのですが。
さくらさく | 信州の馬肉文化と新鮮な高原野菜が織りなす、小粋な一夜
今回の1日目は朝イチのバスだから食べられない。
下山は定休日に当たってる…
だから馬肉は食べられないと思っていたのに、山小屋で食べられるとは。
入浴は夕食までとのこと。
空いているうちに入っちゃお。
シャンプーや石鹼は使用禁止ですが、そうだとしてもお風呂は爽快感があります。
汗拭きシートだけでは落としきれないものがきっとあるんですね。
かき混ぜても熱かった…
カラスの行水だったけれど、サッパリしました。
日焼けにしみます。
腕が白と赤に、二分割されています。
首の後ろと耳の後ろも痛い。
今日は、左と後ろから日差しを受けました。
日焼け止め塗らなきゃ、こうなりますよね~。
昨日に続き、今日も個室でした。
平日はすいているそうです。
布団にインナーシーツを敷いて、その上にゴロン。
明日の計画の練り直しをしないと。
天気が悪くなるみたいなんですよ。
それが何時からなのか。
①計画通り、東天狗~白駒池でバスで茅野駅へ(歩行は約6時間)
②オーレン小屋から約2時間歩いたところにある桜平へタクシーを呼んで茅野駅へ
早く降り出すなら②なんだけど、問題はタクシー代。
茅野駅→桜平まで8000円くらいというのは、以前運転手さんに聞いて知っているのですが、桜平へ呼ぶとなるとそれ以上かかるらしい。
かといって歩くのはなぁ…
茅野駅までは10km以上あるらしいし、この暑さです。
途中で路線バスが偶然通ればいいけれど、タイミングが悪ければ歩き続けなくてはならない。
限界まで歩いてタクシーを呼ぶか。
山を歩くのはいいですけど、舗装路を延々と歩くのは嫌なんです。
タクシー代だって、数人で割れればいいけどひとり。
中央アルプスの空木岳のようにタクシーしか行けないっていうのならいいんだけれど…まぁ、桜平もバス便がないのだから同じなんだけど…でもなんか。
あ!
なんで思いつかなかったのか。
雨が早くに降り始めてもいい道があるじゃんか。
初めて八ヶ岳に来たときに歩いた道を思い出しました。
JR小海線の小海駅からバスで稲子湯、そこから歩き始めて「しらびそ小屋」に泊まったのです。
あそこも森の中だった。
雨が降っても①より心配ないし、歩行時間も4時間弱と短い。
雨の心配さえなければ①がベストだったんです。
東天狗だって景色はいいし、白駒池のほとりにはおいしいカレーがありますし。
どれだけカレーを食べようとしているのでしょう。
そうやって計画を立てているうちに、お客さんが増えてきて気付きました。
この音、どこからするの?
ドゴゴゴゴゴ…
扉の開閉音なのでしょうが、下からなのか隣なのか。
判然としませんが、すごく響く。
耳栓をしても体に響く。
嫌な予感がします。
消灯時間まで続くのでしょう。
そして夜中にトイレに起きる人がいれば、そのたびに目が覚めそう。
まぁ、音問題は仕方ない。
③の案が出てきたのは良かった。
問題は稲子湯から小海駅へ行くバスが運休していないか、です。
調べるにも、ここはdocomo以外は電波ナシ。
いちかばちか、で行くとしよう。
茅野駅まで歩くより、稲子湯から歩く方が距離が短いので現実的です。
バスが走ってたらラッキーってことで。
走ってなかったら歩けばいいさ。
お腹すいた~。
桜鍋の夕食です。
甘めの味付けでおいしい。
食後は部屋で、持ってきた本を読みながらストレッチをして過ごしました。
今日の赤岳往復で、すでに筋肉痛。
歩いているときにけっこう麦茶を飲んだつもりだったのに、全然足りていなかったようです。
午後からまったくトイレに行かないのが気になる。
心配で寝る前にいっぱい飲んだら、目が一重になりました。
腫れぼったい。
翌朝、目が覚めると青空でした。
天気予報を確認すると、12:00から雨マーク。
①でもいけそうだけど、昨日の時点では夕方から雨予報だったのが早まっているから、やっぱり③にしよう。
朝ごはんをいただき、出発です。
続きます。