登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

新しいこと

何度かブログに書いていますが、私はゴルフ初心者です。

2022年にゴルフを始めて、秋に初めてコースへ出ました。

あたればよく飛ぶけれど、球が飛ぶ方向をコントロールできないのに、コースへ出てもいいものか…

ほんとうに心配でした。

「ほとんどの人が球の行く先なんてコントロールできないんだよ、プロじゃないんだから」

キャディのバイトをしたときに、先輩が言ったとおりです。

 

・OBとまで外れなくても、球をすぐに見つけることができなければ、探すことはやめてそのあたりから打つ

・必要だと思うクラブを数本もって、球への移動は小走りに

を意識して、スムーズ(2時間10分が目安だそうです)に終えることができました。

 

私は人並み以上に体力はありますが、18ホール終えると今までは疲れていました。

今回、10回目のコースで初めて疲れずにまわることができたのです。

ゴールデンウィーク明けの平日でガラガラだったこともあり、後ろを待たせてはいけないというプレッシャーがなかったのも要因だと思いますが、打つときに焦らずひと呼吸おけるようになったのです。

それがすごく嬉しかった。

9回目のコースは、秩父のミッションヒルズカントリークラブ。

初めて100を切りました。

池に囲まれたグリーン(上の写真の)へ打ったら、池を気にしすぎたせいか高く上がらず低い球筋で一直線に、池の中の岩へむかっていきました。

岩にもろに当たった球はそのあと、まるで漫画のように真上に跳ねました。

「せっかく跳ねたけど池に落ちるだけだ~」と見守っていると、コーンコーンと2回高いバウンドを繰り返し、グリーンにちょこん、と。

爆笑でした。

そんなことが他にもあったので、94でまわれたのは絶対にマグレだと思い、翌月も同じコースにしてみました。

101でした。

でも、あと3打は縮められた…

無我夢中にただ打つのではなく、記憶に残るようになったのも進歩です。

 

初心者は100切りを目指すと聞いたので一応の目標にしていますが、

・楽しくクラブを振ること

・「あれはうまく打てた!」と、思い出せる球を打ちたい

そう思いながら、まわっています。

ミッションヒルズカントリークラブ

秩父のミッションヒルズは山を登るようなホールもあるし、「武甲山へ向かってけー」と気持ちよく打てるホールもある。

東伊豆の川奈にある「サザンクロス」も広くて気持ちいい~。

月に1度のペースなので欲張らずに、ほかのゴルフ場にも行ってみたい。

宿泊場所が併設されているゴルフ場へ行くことが多いです。

今回も前泊です。

カートが整列しているのなんて、夕方にしか見られない光景です。

美しいです…

運転や駐車が苦手な私からすると神業ですよ、これ。

 

フロントにある、ボールペンたてもセンスある!

「お客様が作ってくださったんですよ」とのことでした。

 

食事はアップグレードしました。

しないと、ちょっとさみしい食卓になってしまいますので…

写真は夕食ですが、朝食も和定食です。

 

ゴルフを始めたきっかけは、年をとってもできると思ったからです。

今は元気に山へ行けていますが、統計をみても事故を起こす割合がいきなり増えるのが60代以上です。

あと15年。

60歳になったら、体力がありさえすれば歩ききれる登山にシフトしていくつもりです。

 

もうひとつの理由は、ソフトボールをやっていたから。

こう言うと、ゴルフをやっている人は必ず

「ゴルフやりなよ、絶対うまくなるから、教えてあげるから」

と言うんですもん。

休みの日にまで職場の人と会うのは嫌なので頑なに断ってきましたが、考えてみたら職場の人に言わずにやればよかっただけの話です。

 

数少ない仲の良い、以前の職場の同僚に

「101でまわれたよ〜」

と言ったら

「お前、まさかレディースティから打ってるんじゃねぇだろうな?」

え、だってアタシ、女のコだもん。

打つに決まってるじゃないの。

 

往復ともに、高坂サービスエリアに寄りました。

サービスエリアって、食欲を刺激されますよね…

屋台にはあまり目が向かないのですが、お芋をつかったお菓子が多くて我慢するの大変でした。

いっぱい買っちゃったけど。

味が想像できないものか、本当に好きなものだけ買うようにしています。

 

上下ともに、自販機がウルトラマンでした。

 

ゴルフ場は造られた自然ではありますが、緑の中で過ごす休日はやっぱり楽しいです。

しかも今は、上達の最中ですし。

 

これからも、やってみたい! と感じたことはとにかくやってみようと思います。

続けるかは、そのあと決めればいいのですから。