登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

西沢渓谷へ

1週間ほどあった梅雨の晴れ間の最終日、西沢渓谷へお散歩に行きました。

昨年も5月に来ています。

よもぎ餅、できたてですって。

買いまーす。

 

通行止めの左から入っていきます。

9:25

駐車場から1キロ歩くと、トイレがあります。

ここで、「全部は歩けないからここで」と言うツレとバイバイ。

ショートカットがないので、

「逆回りでゆっくり歩いていくから途中で会おうね」と。

逆回りで1周することはできません。

西沢渓谷/七ツ釜五段の滝/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報

七ツ釜五段の滝の展望台あたりが崩落しており、迂回路がつけられています。

急坂で行き違いができないとしているため、一方通行(半時計回り)なのです。

そこまでは逆回り(時計回り)もできます。

甲武信岳にもまた登りたいなぁ。

秋に、甲武信岳だけじゃなく金峰山から歩こうかな。

 

空気がヒンヤリします。

すでに標高が1,100m超えていますからね~。

水が流れているところは、さらに涼しい。

葉が陽を透かす色、葉が重なり合う色。

虫喰いの穴から、光が一筋射し込んでいたり。

目の前だけでなく、見上げても最高。

 

始めに出てくるこの階段、けっこう長いです。

 

「三重の滝」のこの色は…

なんて色だろう。

ほんとうにきれいです。

すごい水量。

ドドドド、ゴゥゴゥゴゥ。

 

「フグ岩」や「ウナギの床」など、名前がついているところもあるのですが、分かりそうで当たっているか分からない。

自分がきれいだと思った景色を覚えていればいいや。

 

新緑はいいなぁ〜。

「貞泉の滝」は、なめらかな流れ。

 

それにしても、ぬかるみが多いです。

一度汚れてしまえばどうでもよくなるのでしょうが…

最後までがんばれました。

 

「母胎渕」です。

なんて色…

七ツ釜五段の滝が木々の間からチラリと見えるだけなので、ここがクライマックスです。

 

カエル岩だけは分かりました!


10:40 方丈橋

 

ロッコ道へ向けて急坂を登ります。

大トリ「七ツ釜五段の滝」は登山道崩落のため、吊り橋の先からのチラ見となります。

渓谷の入口にも、注意書きがありました。

ごっそり道が落ちちゃっていましたが、あの展望台からはきれいだったなぁ。

見たのはずいぶん前のことですが、覚えています。

仕方ない、崩落しちゃったんだもの。

こから数分だけ急坂です。

確かに行き違いはやめておいたほうがいい道です。

春や秋の休日は混むだろうし。

 

吊り橋を渡って。

11:00-11:25 西沢渓谷終点

トイレがあり、黒金山の登山口でした。

登山口まで1時間半かかるのかぁ。

北アルプスみたい。

 

お腹すいた~。

ツレに「会ったらおにぎり食べようね」と言ったけれど、食べちゃえ。

プチトマト、昆布のおにぎり、よもぎ餅をいただきまーす。

トマト、弾ける〜。

鳥の声と水の流れる音しか聞こえません。

あ〜、いい気持ち。

急坂を登って汗びっしょりだったから、風が心地いい。

う〜ん、足りない。

久米島で買った、サータアンダギーも食べちゃう。

裏をふと見ると…

さ、砂糖てんぷらなの、これ…

罪悪感すごいな。

もしかして、サータって砂糖のことだったのでしょうか…

きっとそうだ。

沖縄に20年以上行っていて、初めて気づいてしまった。

サーターアンダーギー - Wikipedia

ま、いいや。

歩いたし〜。

いつもこうだから、山では痩せないんですよね。


うまい!

お店によって、味が違うんですよね〜。

油っこいのや、もそもそしてるのもあるし。

 

さて、吊り橋を戻ったところが折り返し地点です。

ロッコ道へ向かいます。

母体渕までは沢沿いの道でした。

ここからは全く違う雰囲気になります。

水の音は遠くなり、風が吹き抜ける歩きやすい道だ~。

 

え、ツレがいた…

こんなに歩いてきてるとは…

「せっかく一緒に来たのに別々に歩かなければよかった、疲れたら引き返せばよかった、体調悪くなってたらどうしよう」

と不安になって足早に歩いていたから、ひょこっと出て呼ばれてビックリしました。

今日はすごく調子がよかったそう。

また一緒に、ゴルフや、軽いハイキングに行けたらいいなぁ。

「向こうの展望台で、おにぎり食べようよ」

…すでに自分のは食べてしまいました。

申し訳ない。

「一緒に食べようって言ってたのに~」

と、目をまんまるにしていました。

 

この近道、急坂すぎて怯むわぁ。

下るの怖いから、近道じゃなくていいね。

 

この写真は、ツレが間違えて歩いたトンネルです。

帰ってから調べたら、733mもあるって…

そりゃ、くじけそうになるわ…

このトンネルの前にそんなに長くないトンネルを2つ歩いて、このトンネル。

それをやっとこ出たら、乾徳山第2トンネルがあり、これは道を間違えてる! と気づいて引き返したそう。

よかったよ〜、行き違いにならなくて。

圏外だから連絡もとれなかったし。

3つ目がすごく長くて、出口の光を見ながらまっすぐ歩いているつもりなのに、いつの間にか右に寄ってしまうのが不思議だったそう。

旧道と書いてあったので、渓谷への入口を過ぎて林道へ行ってしまったようです。

 

12:30

はじめのトイレへ戻ってきました。

 

こんにゃく食べるぞー。

以前、父と来て、私は西沢渓谷、父はダム見学をしてこんにゃく料理を食べたのです。

こんにゃくラーメン定食をいただきまーす。

こんにゃくは、よく噛まないと腸閉塞になるんですよ。

20代のとき、前科アリ。

すごく苦しかったです。

お土産、買いました。

 

こちらは、試食でいただきました。

大盤振る舞いですね〜。

 

今日の宿は「山県館」。

川浦温泉 山県館 【公式サイト】 源泉100%かけ流しの宿

露天風呂が気持ちよくて、何度か泊まっています。

 

湯船からなみなみとあふれてる~。

シャワーも源泉なのです。

 

夜ごはんの時間です。

夏野菜のすまし汁には、焼きとうもろこしや、焼いたナス。

山女魚の塩焼きは、内蔵がきれいに処理してあり、川魚が苦手なツレが珍しく完食。

日向夏のムースもおいしかった。

デザートがおいしいと満足度高いです。

 

大きな露天風呂は、夕食後からチェックアウトまで混浴タイムになります。

夜は22:00まで、朝は明るくなると入浴できます。

露天風呂は3つの湯船があり、温度が少しずつ違います。

ぬる湯があるので、いつまでも湯につかっていられる。

毎回、夜も朝もほとんど人がいなくてのんびり長湯しています。

 

朝ごはんは、温泉で炊いたおかゆ

 

チェックアウトして、シャトレーゼに行きました。

山梨が本場ですから。

家の近くにないし。

 

順番が逆になりましたがそのあと、ほうとうを食べに行きました。

ほうとう蔵 歩成(ふなり) フルーツライン店 - ほうとう お食事処

とうもろこしの天ぷらが出てくると、夏だなぁと思います。

甘くてサクサク。

ほかに鶏もつ、馬刺し、ほうとう

最後に白あんとナッツのアイス。

 

もう食べられない。