登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

高知 柏島でダイビング(2023年)その2

柏島ダイビングサービス フィンハウス

今朝も散歩。

体、のびすぎじゃないか?

 

イルカの親子がまた、船着き場へ来ていました。

なぜ、いつもここに?

ロープについた藻を食べるためなんですって。

しかも、朝昼夕と来ています。

何度も見かけましたもん。

肉食かと思ってたけど、たまにはそういうものも食べたくなるのかな。

 

1本目「後浜2.5」

今日も透明度いい〜。

 

ダゴンベ。

赤の#模様がかわいいです。

 

ニザダイの目の周りなどに寄生虫がいっぱいついています。

ウオノエという、ダンゴムシの大きいやつ。

くっつきすぎだよ…

体液を吸っているそうなのですが、1匹もついていないニザダイもたくさんいるのに、多いのでは8匹もつけていて。

寄生虫だって、分散した方がいっぱい吸えるだろうに、くっつきやすいニザダイがいて、それに集中するのでしょうか。

いつ、くっつくのか。

隙があるのか。

振り落とそうとしているのか、激しく動いているニザダイも。

引っぺがしたように傷がついていることもあって…

痛々しい。

 

ニラミギンポ

 

でこっぱちのアオブダイ

にくめない顔〜。

 

 

2本目「後浜6」

以前のブログにもたまに書いているのですが、ヤガラは肉食でほかの魚に警戒されるため、体の色が似ている草食の魚に寄り添って、自分が食べる魚に近づいていくのです。

ちゃんと自分と同じ色の魚にくっつくので、目が機能しているんだなぁと思っています。

くっつかれている魚が身をよじって離れようとしても、すぐすいーって上にくっつく。

ストーカーかよ、ってくらいつきまとってます。

頭の上に誰かのアゴがのっているのを想像すると…

すごくイヤ。

 

トラウツボ

オレンジ色で鮮やかで、けっこう好き。

口の中も、トラ柄。

 

このポイントは、四角い魚礁がいっぱいあり、そこに魚が群れていました。

 

なんだか絵のようです。

真ん中には、主役が鎮座。

 

でかいオニヒトデ

サンゴを食い荒らすので、定期的に駆除されています。

思ったより、動きがはやくて驚きました。

 

ゾウリエビのペア。

 

3本目の出港時間を確認するために食堂に行ったのですが、鯖寿司がテーブルにのっていました。

時間が書かれているホワイトボードを見る、ということは頭からすっぽ抜け、

「鯖寿司だー!」

と、みんなのもとへ。

お祭り騒ぎです。

「で、何時出港?」

と、大阪から来た毎年ここで一緒に潜っているご夫婦に聞かれて

「あ、見てない。鯖寿司が嬉しすぎて忘れた」

爆笑されました。

それくらい、ここの鯖寿司が好き。

心の中でリクエストしていました。

嬉しい。

ちゃんと覚えてくれてるんです。

鯖寿司の横の白身は?

昨年は、郷土料理のハマチのへら寿司をいただきました。

それかなぁ? と思ったら…

なんと、ニザダイ

イムリーです。

船の上でニザダイ寄生虫の話をしたばかり。

このニザダイは湾内でとれたもので、マグロの養殖の餌を食べているので全く臭みがないとのこと。

脂がのっていて、とろけるようでした。

 

3本目「民家下北北」

水温26℃って、温かいなぁ~。

ウェットスーツの中がすぐ温かくなってしまうので、ファスナーを全開にして海水を循環させます。

 

ニザダイ、けっこういるんです。

きみたち、おいしいんだね。

 

ゼブラガニ。

ラッパウニが食べられて道ができているので、すぐに見つけられます。

 

ウミウシカクレエビが2匹。

真ん中あたりの、ちっこい白いのです。

くっついてるのはウミウシではなく、ナマコですけどね。

 

アミメチョウチョウウオ

ほかにも網目模様があるチョウチョウウオはいるのに、なぜこれに「アミメ」とつけられたのかなぁ。

 

ミナミハコフグの幼魚。

この尖った口がかわいくて、大好き。

あと、黄色い魚が好きなのかもしれません。

 

 

今日の昼間は3ダイブで終えて、夜にまた潜ります。

サンゴの産卵がお目当てですが、産卵しなくてもいい。

久しぶりの夜のダイビングを楽しもうと思います。

黒い海面にポチャンと落ちるドキドキ感。

 

続きます。