登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

南房総へ

千葉県の館山、明るい海を見ていると1年半前に潜った伊戸の海を思い出します。

視界いっぱいに、サメが餌(定置網を食い破られないようにするため、朝夕に餌カゴが沈められます)を求めて暴れ狂う。

すごい迫力でした。

顔が怖いのに、歯が尖っていないので噛まれても全然痛くない。

そのギャップがおかしくて、海の中でゴボゴボ笑いました。

インストラクターさんと、ふたりっきりで潜れた幸運もあります。

人間が視界に全く入らない(インストラクターさんもどこかで写真を撮っていたと思われます)ため、目の前でおこっている非現実感いっぱいの光景に没頭できました。

 

房総半島の先っぽ、千倉で朝焼けを見ました。

この色に染まったのは一瞬。

 

こちら方面へ遊びに来ると、食べるお店は決まっています。

お昼ごはんは「浜の郷」

ツレはアジのたたき、私は丼が気に入っていて、もう20年くらい通っています。

浜の郷 (ハマノゴウ) - 千倉/海鮮 | 食べログ

 

そのあと、崖観音へおまいり。

崖と一体化しているんです。

大福寺

ご本尊は、損傷が激しいらしく少ししか見えませんが、天井画が見事です。

南房総の植物を中心に描かれているそうです。

護摩も焚いてくれるので、お願い事を書いておさめます。

景色もいいですね~。

 

那古観音も行ってみよう。

本堂では、天邪鬼がくつろいでいました。

とぼけた表情がかわいい。

堂内は撮影禁止でしたので、お見せできないのですが…

体が大蛇、髪を振り乱して鬼のような形相の女性の像(?)にビビりました。

ご住職に聞いてみたところ「安珍清姫」伝説だそうです。

安珍・清姫伝説 - Wikipedia

なぜ、ここのお寺にあるのか?

分かりませんが、ともかく恐ろしい表情でした。

 

そのあと、ツレと1年ぶりに「ろくや」へ。

南房総 岩井海岸 岩井湯元温泉の網元の宿ろくや 公式サイト 磯料理と温泉と海水浴の宿。

ここの料理が大好きです。

貸切でゆっくり入れるお風呂も好きですが、なんてったって刺身と翌朝の干物!

接客もすごくいいんです。

17室の宿ですが7つも貸切風呂があります。

そのうち3つは、1年前に新しくなったそうできれい。

2人なら、どこでもゆったりつかれます。

温度もちょうどよく、いつまでも入っていられそう。

いちばんのお気に入りが、この八角形のお風呂です。

 

部屋の冷蔵庫にあるおやつをいただいて、お昼寝をして。

このおやつ、内容がいつも違うので楽しみなんです。

桜のマカロン、なんて季節を感じますよね。

ごはんだ~。

今月のメニューは、こちら。

これが通常プランですが、本当にお腹いっぱいになります。

左下、カリフラワーの摺り流しなんてどうやって思いつくの?

おいしーい。

「マグロの兜焼き」はデカすぎて食べきれないので「季節の煮魚」を選択。

鍋も、お腹がたっぷんたっぷんになるので事前に伝えて「あら汁」に変更してもらっています。

 

春の魚の舟盛は、こちら。

12種類も!

鯛づくしでした。

シメのとろろご飯も最高~。

デザートも、3種類から選べます。

どれを選んでもおいしいと思います。

 

たっぷり寝て、朝ごはん。

朝ごはんは、いつも同じですがおいしくて飽きません。

ツレは金目鯛、私は鯖の干物です。

 

最後に、館山駅近くの「寿し甚」でお寿司。

寿し甚 (すしじん) - 館山/寿司 | 食べログ

シマアジって、なんでこんなにおいしいんだろう。

すまし汁仕立てのあら汁も大好き。

 

木更津のアウトレットに寄りました。

目的のものは見つかりませんでしたが、ゴルフのお店が目につくのです。

ゴルフを始める前は、こういったお店はもちろんゴルフ場も全く目に入りませんでした。

見ようとしないと見えないのかもしれないですね。

 

【公式】京都宇治 茶想もりた園

ここで軽食とかき氷をいただきました。

でかいな…

ほうじ茶のかき氷にのっているふわふわの白いクリームもおいしくて、大満足。

 

おいしい旅でした。