秋の風になってきましたね。
北アルプスには登れませんでしたが、天気が良さそうなので高尾山へちょこっと行ってこようと思います。
稲荷山コースにすっか。
足の裏にデコボコを感じたり、どこに足を置くか考えるのが楽しいのに…
「ずっと階段じゃ、どこを歩いても一緒じゃん。つまらん」って、階段が増えたあとに歩くたび、否定的に思っていました。
でも、階段の下をよく見ると、崩れているところもけっこうあって。
八王子市のHPによると、なんと高尾山には年間300万人が登っているそうです!
そりゃあ、道も傷む。
数年前まで、高尾山ではトレランの人以外には抜かれませんでした。
もちろん、私より歩くのが速い人はたくさんいるので抜かれたらくやしい、とかではなく、息が弾むペースで歩くことを続けると、どんどんラクに歩けるようになっていくのが嬉しかったから、タイムを毎回計って記録していたくらいです。
でも今は、ゆっくり歩くのが大好きです。
少し前方ばかり見ていた頃には絶対に見つけることができなかった小さな花があることを知ったり、ふわっとした風を感じたり。
ひとりで静かに歩くのが好きなので、おしゃべりグループには抜いてもらいます。
後ろから聞こえる声は、かなり大きく感じますから。
枯れた木が倒れていました。
昨日の強風で倒れたのだろうか。
陽の光に透ける葉を見て立ち止まる。
こんな歩き方のほうが楽しいと思えるようになってきたから、最近は高尾山でタイムを計って歩くことは全然しなくなりました。
ゆっくり歩けば、それだけいろいろなものに注意をむけられる。
キョロキョロできる。
速く歩けるのはいいことだと、今でも思っています。
「雨降りそ〜」とか
「トイレ〜」とか
ひとりで歩く楽しみも
誰かと歩く楽しみも
今年の正月、姪っ子と高尾山に一緒に登りました。
これが彼女にとって、初めての山歩き。
今では、丹沢などを登っているようです。
「このまま山を好きになってくれたら、来年、北アルプスにでも3人で行けるかね〜」と、妹と密かに計画中。
妹も行きたいんだよな、きっと。
アルプスは、10年前に一緒に登った奥穂高岳が最後だもんね。
石垣のところも階段になっちゃったか~。
ここは先を見て歩いてないと、だいたい石垣の左に行ってしまって、登れずに戻る人が多かったのです。
ずぅっと階段。
ん〜、ここも必要?
雨のあとだと、転ぶ人がいるのかなぁ?
怖いキノコですね。
触ろうと思わないけど…
見たことないな。
ここは、ずっとジメジメしていて乾かないところでした。
雨上がりは、必ず靴の裏がドロドロになったものです。
だから、ここは階段ができて嬉しい。
影がきれいだ~。
不思議だなぁ。
私よりずっと体重が軽そうなのに、ドタドタ音をたてて歩く人が多い。
そんなに足を打ち鳴らして疲れないかな。
静かに歩いたほうがラクなのに。
今年は、蜂と熊に注意ですね。
あと、ちょっと。
高尾山の山頂をまいて、もみじ台へ向かいます。
10/5に、初冠雪の便りがありましたね。
富士山で「初冠雪」 平年より3日遅い観測(気象予報士 日直主任 2023年10月05日) - 日本気象協会 tenki.jp
富士山が、ちょこっと白い。
ここで、ごはんにしよう。
今日は、ヤフーのオークションで買えた20年前のMILLETのリュックで来ました。
やっぱりかわいい!
カラーリングが本当にすてきです。
復刻版で売ってくれないかな。
新品のこのリュックを見つけたときは、嬉しかったです。
落札できるか、ドキドキ待ちました。
私、この濃いめのピンクが好きなんだな…
ショッキングピンクでしたっけ。
少し紫がかっています。
本日のメニューは
・ワンタンスープ
・ベーコンエッグとチーズのホットサンド
・シャインマスカット
幸せ〜。
アルプスや北日本で吹き荒れている風も、ここではそよそよ程度。
1時間ほど、のんびりしていたようです。
来た道を戻り、5号路へ。
そして、3号路へ。
ここは階段が増えていません。
いい道がずっと続いています。
葉っぱ、ほんとにきれい〜。
見上げて深呼吸して。
遠足かな。
薬王院から、子どもたちの元気な「ヤッホー」が聞こえてきました。
山頂じゃなく、そこからなんだね~。
山頂までがんばって!
2号路へ。
やっぱり、こういう道が楽しい〜。
きっと一定のペースで歩くのが、いやなんだな。
ここだけ、いつも静かな感じがする。
琵琶滝です。
紅葉の期間中、6号路は一方通行になります。
トレランも禁止。
休憩をいれて4時間弱。
今日も楽しかったなぁ。
高尾山口駅までの道に、帽子などを売っているお店があります。
そこで毎年、むかごを買っているのですがまだだった〜。
「いつもはあと2週間くらいで売り始めるんだけど、農家さんがまだ何も言ってこないから入るか分からない」そうです。
むかごの炊き込みご飯、おいしいんですよね。
次は、紅葉の頃に。