朝から午後まで雨予報です。
じゃあ、今日は国立博物館へ行こう〜。
朝からけっこう降っていました。
ふたりともメッシュのスニーカーだし、バス代に少し足せばタクシーで行けるので、ロータリーのタクシー乗り場へ。
雨だからかな、なかなかこないねぇ、と話していたら、「貸切」と出ているタクシーがロータリー内の少し離れたところにとまり、運転手さんがトランクから取り出した傘をさして、こちらへ駆け寄ってくるのです。
「あっちに行けば、タクシーいっぱいいると思うから、行ってみて」
なんて親切なんだろう。
そのとおりで、すぐに乗れました。
あのときの運転手さん、ありがとう。
すごく嬉しかったです。
雨宿りをしてる鹿、濡れながら悠々と歩いている鹿、いろいろでした。
人間と同じで、個性があるんだろうなぁ。
国立博物館は「なら仏像館」と「新館」の2ヶ所の入口があります。
タクシーを降りたのが「なら仏像館」の前でしたのでそちらから入りましたが、地下でつながっており、当日であれば自由に行き来できます。
なら仏像館がとってもすごかった!
気づいたら、3時間たってましたもん。
おっきいなぁ…
仁王門の修理が完了する予定の令和10年まで、ここにいらっしゃるとのこと。
5メートルとありますが、そんな数字がどうでもよくなる迫力でした。
仁王門にいるより、ずっと近くで見られるなんて。
とてもラッキーでした。
館内は、写真を撮っていいところもあります。
たくさん撮りたくなってしまうけれど、気持ちが強く惹かれたときだけにしています。
すごく好きかも。
「力士立像」とありました。
だから筋肉モリモリなのかな。
表情がいい〜。
見た瞬間、笑っちゃいました。
いい人そうです。
十一面観世音菩薩。
いつも、こんな穏やかな顔でいられたらいいけれど、すぐカチンとくる短気な性格です。
優しいお顔。
腰のあたりの曲線が優美です。
柔らかな気持ちになります。
大威徳明王騎牛像(だいいとくみょうおうきぎゅうぞう)は、戦いに勝つための祈願の本尊だそうです。
「ついていきます!」と言いたくなるような力強さを感じます。
如来三尊象。
703年…
今は2024年。
ここにあることがすごい。
石仏、好きです。
山道を歩いていて、ひっそり壁に彫られているのを見つけると、うわぁって嬉しくなります。
十二神将たち。
躍動感がすごいし、表情が豊かです。
如意輪観音菩薩です。
私は、坐像にもともと優雅な印象をもつのですが、こちらはとても美しい。
誕生釈迦仏立像。
なぜ、誕生釈迦仏は「ヨッ」みたいなポーズが多いのでしょうか。
勝手に親しみをおぼえてしまうのですが。
地下の廊下には、仏像の造りかたなどが掲示されています。
先には、カフェとミュージアムショップがありました。
入る前から、やばい香りがぷんぷんとします…
あぁ、やっぱり…
ミュージアムショップで、手ぬぐいを3枚も買ってしまいました(と書きつつも、まったく後悔していません)。
ハンカチも2枚。
だってだって、すてきな柄なんですもん!
そこでしか手に入らない手ぬぐいやハンカチは、使うたびにそこへ行ったことを思い出せるので、私にとって、ときには写真以上のアイテムなのです。
あ〜、全部欲しい。
5枚でとどまった自分をほめたいくらいです。
最近、小学生や保育園に通う姪っ子や甥っ子と文通をしているので、封緘印(ふうかんいん)を買ってみました。
身の回りにお気に入りのモノが増えてゆくのは楽しいものです。
見学し終わる頃には雨がやんでるといいなぁ、と思っていたら、やんでた!
奈良漬を買って、お散歩しながら帰ることにしました。
東大寺へ向かっていくと、奈良漬のお店があります。
奈良漬が丸のまま、どーんと入っているビニールの真空パックではなく、紙のパッケージなのがすてきです。
刻んであるものが人気のようです。
酒の風味が強いそうなので、今回はパス。
セロリ、すいか、瓜、大根にしよう。
セロリはすごく好きというわけではないけれど、たまに食べたくなります。
瓜は、いつもの奈良漬。
ほかは食べたことがないけれど、実家へ持っていき、全部おいしくいただきました。
セロリの苦みとも合います。
気持ちよさそう。
仲良しなんだね。
mont-bellに寄り道。
ご当地Tシャツや、ナルゲンボトルがありました。
お腹すいたな〜。
「これ!」というお店がなくて、豪華な朝ごはんのあとは何も食べていません。
でも、さらにハンパな時間になったため、営業時間外のお店ばかり。
スーパーで400〜500円でおいしそうなお弁当がいっぱいだったので、それで早めのごはんにして就寝。
今日は、14464歩でした。
続きます。