登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

百草園へ梅を見に

京王線に「百草園」という駅があります。
まだ満開ではありませんでしたが、春を見に行ってきました。

百草園は、四季おりおり花を楽しむことができる庭園です。
300円を支払って入園します。
このパンフレットからもわかるように、こぢんまりとしているのでまとまって咲いています。

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私は梅が好きです。
通勤中に、ポッポッと咲き始めているのを見ると
「春なんだなぁ」
と、なんだか嬉しくなります。
スギ花粉が飛び始めるから春は好きじゃないけれど、やっぱり気分は浮き立ちます。

50種500本もの梅がある百草園。
早咲きの梅は満開ですが、全体的にはまだまだ。

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いちばん高いところにベンチや茶屋がありますので、そこでのんびりします。
土日にはイベントも行われているようです。
茶屋では、澤乃井などの日本酒、玉こんにゃく、麺類などが売られています。
日本酒を買うと味噌がもらえて、それをツマミにみなさん呑んでいらっしゃいましたよ。

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百草園駅からの道ですが、けっこうな急坂です。
雪が降って凍ったら、家から出られるのかな…と心配になるほどの角度です。
毎日何往復かしたら、いいトレーニングになりそうだ。
いいなぁ。

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お隣には高幡不動駅
百草園から歩いて15分ほどでしょうか。
駅前から高幡不動まで参道がのびており、よくお参りします。
ここは、アジサイの季節がオススメです。

染まる山

空としては、毎日同じことを繰り返しているだけなのに、山で空を眺めているとなぜか涙がでちゃうんですよね。


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今年は冬らしいキーンとした寒さを感じないまま2月になってしまいましたが、先日登った黒斑山では冬を体感できて良かったです。

陽の光をたくさん浴び無風だったため、氷点下なのに長袖1枚でしたが、それでも雪で真っ白な道をスノーシューでキュッキュッと踏みしめて歩くのはとても楽しかったです。


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やっぱり山を歩くのっていいな、と改めて思いました。

雪がない季節、紫がかった茶色い浅間山は見たことがありますし、活動中の火山なのでいくつかライブカメラも設置されています。

雪の積もり具合を確認するために、行く前にその映像は見たので、どれだけ白いかも分かっていました。


それでも…視界がひらけて、いきなり目の前に現れた浅間山

浅間山を見るためにずっと歩いてきたのに、白い姿を知っていたはずなのに、とても衝撃を受けました。

本当にきれいで。


早く全部が見える場所まで行きたいと思いました。

それまでのんびり歩いていたのに、気づかないうちに息が上がる手前くらいまで、速足になっていました。

そしてトーミの頭という、浅間山の絶好の展望台に着き、じっと見つめていたら静かに感動している自分に気づきました。

体の中から、ほわぁ〜んとあたたかくなる感覚というか…

子供の頃はいちいち「わぁっ」って思っていたことも、大人になると初めてのことは少なくなるし、感動することって減っているような気がします。

でも山を歩くと、山頂(山頂でなくても目的地)まであきらめずに歩ききった自分をまず褒めるし、景色にもちろん感動します。

パッと見、分かってもらえないですが、心の中では激しく感動しています、毎回。

心の振れ幅は大きいのです。

無表情なのが私の欠点ですが、ひとりで百面相していたら、それはそれでちょっと怖い?


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毎年のように登る山もあります。

景色は知っている。

ここを曲がれば、何が見えるか分かってもいる。

けれど、いつだって同じではないんです。

夕焼けだって、橙色が鮮やかなときもあれば、濃紺と桃色がシマシマになっていたり、淡い橙色とグレーのグラデーションだったり。

空の色が違えば、景色は変わる。

どの季節に登るかによっても変わる。

そのときの自分の心によっても変わる。


最近は天気が安定していて、柔らかな桃色に染まった富士山を6時過ぎに見ることができ、とても気分がいいです。

私の行動圏ですと、高速道路の上にかかる橋からしか見えないのが残念ですが。

自宅から見えるって人がいて羨ましい!

山の朝がいちばん好きです。


そして、この柔らかな桃色は、雪で山が白くなっている季節だけです。

5月に涸沢に行こうかな。

雪で真っ白なカールが朝焼けに染まるのも、とても美しいんですよ。


 

黒斑山(くろふやま)へスノーシュー

山の静かな夜明けを、温泉に浸かりながら迎えました。

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ほんとにいい温度のぬる湯で、気づくとけっこう時間がたっちゃっています。
あ!
飲泉は肥満に効くって書いてある!
でも、飲み過ぎちゃダメだって。
当たり前か。

出発ギリギリに入っちゃうと、気持ちがのんびりし過ぎて山を歩く気がなくなっちゃうからなぁ、12月の秩父みたいに。
朝はこれでやめておこっと。

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高峰温泉の朝食は、少し遅めの8時から。
朝食前には、野鳥の観察会があります。
エサ台があり、野鳥がついばんでいました。

私だってお腹がすいたよぅ。
さっきから、排水溝につまったゴミを取り除いて一気に流れたときのような、すごい音がしています…
自分のお腹からこんな音が出るとは…お恥ずかしい…

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昨晩頼んでおいたおにぎり弁当を受け取ります。
ホッカイロが入ってるんだ。
温かいまま食べられるように、ですね。
ありがたいです。

宿のツアーに参加しないと、黒斑山の登山口まで送迎してくれないと思っていました。
自分のペースで歩きたいんだよなぁ。
速いのも遅いのもイヤ!
それに、景色のいいところでや好きな場所で、思う存分ゆっくりしたい。
「ほんとはひとりで歩きたいんですけど…他に登山口まで行く手段ないですもんね」
とツアーに申し込もうとしたら、申し込まずとも送迎してくださるとのこと。
な、なんて親切なんでしょう…

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今朝、外はマイナス4℃。
ちなみに館内は14℃でした。
家と同じくらいだ。
雪上車でアサマ2000スキー場の駐車場へ出発です。
ここが登山口です。
標高2000メートルくらいから、黒斑山2404メートルまで登ります。
標高差としては、高尾山と同じくらいです。

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9時30分、黄色いリボンのコース(スノーシューコース)を歩き始めます。
20分ほどで、中コースへ合流。
赤いリボンに変わりました。
中コースは樹林帯で展望はききませんが、アップダウンなく歩きやすい道です。

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それにしても暑い!
樹林帯のせいか、気温が昨日よりずっと高いせいか。

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長袖のTシャツと風を通さない上着の2枚しか着ていないのに…手袋なんて、とっくに外しました。
氷点下なのに、1枚になっていいのか?

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喉が乾けば雪を食べ、顔や首を雪で冷やし、歩きます。
パウダースノー、冷たくて気持ちいい!

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少し視界がひらけ、再び樹林帯へ。
樹林帯なので展望がいいわけではないのに、雪がついた木の姿ががおもしろくて写真ばかり撮ってしまい、先に進まない…

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あ、なんかひらけたとこに出そう!
分岐に出ました。
浅間山が半分くらい見えます。
浅間山を見るために歩いてきたのに、きれいで衝撃を受けていました。
ここから黒斑山までは600メートルです。
早く全身が見たい!!

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すぐにトーミの頭。
ここで浅間山の全部が見えました。 
でっかいなぁ、きれいだなぁ。
雪がないときも見たことありますが、雪がある今の方が好きだなぁ。
黒斑山までは、あと500メートルほど。

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登り始めて1時間半で黒斑山に到着しました。

山頂は狭く混んでいたので、トーミの頭に戻って休憩することにしました。
温かいままのおにぎり。
浅間山を見つめながらいただきました。
おいしかった。

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私は、トーミの頭が気に入りました。
次はここをゴールにしよう。
下に見える雪原の景色は、水墨画のよう。

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来れてよかった。
登れてよかった。
晴れてよかった。

ほんとに幸せです。

名残惜しいけれど、そろそろ下山します。
スノーシューは、下りでもちゃんと刃が刺されば問題なく歩けます。
10メートルくらい氷の箇所があり、そこの下りだけは神経つかいました。
下りはあっと言う間、40分足らず。
もっと歩いていたかったなぁ。

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山から下りたあとも、昨日宿泊した高峰温泉の雪上車が迎えに来てくれました。
あれ? ハンドルじゃないんだ!

また入浴もさせてもらえます。
昨日使っていたバスタオルを、山に持って行かない荷物と一緒に預けておけば、それを入浴時に使えるのです。

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気持ちのいい野天風呂を独占し、汗がとまらない。
あ~、幸せ。

これから高速バスで熟睡しながら、新宿の人混みの中へ帰ります。

高峰温泉

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ここ、サイコウです!

スノーシュー散歩から帰ると
「お風呂であったまってね〜」

まだ13時です。
こんな早くにいいんですか?
嬉しい!

開放感いっぱいの野天風呂
冬は寒いので昼から夕方まで。
毎日、除雪してくださっているそうです。
湯船は4人でいっぱいの大きさです。
通路の入口に脱衣かごが残っていればまだ4人になっていないということ。
脱衣かごにタオルを入れて持ち、スリッパを履き替えて、見たことのないサイズのつららに驚き、雪道を震えながら50メートル歩いて野天風呂へ。

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なぜ震えたかというと浴衣1枚でしたので…丹前をはおることすら忘れるほど野天風呂へと気持ちがいってました。
硫黄のいい香り。
なんていい眺め!

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幸せ〜。
夕陽が沈むのを見ながら浸かれるじゃない!
混みそうだなぁ…入れるかなぁ。
入りたいなぁ。
飲泉もできるので、ぐぃっと1杯。
おいしいか、よく分からないけど飲める味です。
でもなんだかクセになってしまい、私が泊まった部屋のすぐにも飲泉があったので、マイカップを手に何度も飲みに行ってしまいました。

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部屋には最新式のトイレ。
入ると自動でフタが上がるあれです!
ビックリした。
洗面所は共同ですが、トイレがあるとやっぱり楽ですよね。
夜中歩いていくのは、少々面倒で。
ストーブがおもしろい。
このツマミで、温度調節できるそうです。

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館内のランプがステキ…。
部屋にもランプあるんです。

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温かいそば茶でのんびり。
玄関近くには暖炉があり、そこでみんなの濡れた靴を乾かしてくれています。
すごい数のスノーシューと登山靴!
メンテナンス大変そうだな…

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手ぬぐいもやっぱり買いました。
迷って迷って…紺!

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野天風呂のことばかり書きましたが、館内の展望風呂もいい!
こういうお風呂大好き。
右が源泉38℃、左が加温されて40℃だそうです。
38℃で長湯。
野天風呂もそうでしたが、飲泉できる湯がそのまま湯船に注がれています。

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創生水という、環境に負荷をかけない水を利用していて、それで髪を洗ったりします。
シャンプーいらずだそうです。
洗顔もクレンジングではなく、浸したタオルを顔に押し当てることを繰り返すだけで汚れが落ちるそうです。
すごい水ですね。

日没前、山々が水色のグラデーションになる時間、大好きです。
景色がやわらかな金色に染まっていきます。
そして太陽は沈んでいきました。
なんと、ひとりでした。
この時間に、温泉講習会をやっていたようで…ラッキー!
4回くらい、野天風呂に行ってしまいました。

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いいなぁ、ここ。
1週間滞在している、って人がいたんですけど…時間もお金もないとムリ。
ひとりで宿泊しているので少し割高なのかもしれませんが、暖房費1000円と入湯税込みで19000円弱。
送迎やスノーシューなどの貸し出し2日分が無料なので高くないと思いますが、1週間はいられないなぁ…。

温泉にたくさん入ってお腹すいた〜。

地梨の酒がでましたが…30度。
呑めるわけがない!
丁重にお返ししました。
山芋の豆腐、馬刺し、鴨鍋がおいしかった〜。
りんごの天ぷらもありました。
温泉効果なのか、食べ始めて数分後には
汗をかいてました。

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ごちそうさまでした。
あまりに汗だくなので、長靴をお借りして宿の周辺をサクサク歩きます。
涼しくて気持いい。
氷点下ですが。

頭上には天の川。
きれいだぁ〜。
2日前が満月だったので、あまり見えないかと思ったら満天の星空でした。
流れ星も見ました。
おっきな望遠鏡を使っての星空観察会が20時30分からあります。

すでに眠いので参加できません…
今夜はランプの灯りをともして寝ます。

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池ノ平湿原へスノーシュー

カーテンを少しだけ開けて寝ました。
明るくなってきて自然に目が覚めました。

服を着て外へ行くと、みっちりとした雲海はなかったけれど、八ヶ岳南アルプス甲斐駒ヶ岳がきれい〜。

風も思ったほどなく、パウダースノーをキュムッキュムッと踏んで、ホテルの周りを散歩をしました。

ポストにもつらら。

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昨日より、網戸と窓の間の雪も増えています。

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朝風呂もサイコウ!

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高峰高原ホテルの朝食は、シンプルな和定食+さっくりとしたクロワッサン+卵の殻が器になっているプリンでした。

スカイレストランと名付けられた、陽の光が差し込む食事処からの眺めは、とても良かったです。

食べている間に、雲海が育ってきました。
富士山は、雲海からちょこっとだけ頭をのぞかせています。
八ヶ岳だけでなく、中央アルプスも見えます。
大パノラマですね。

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本日は「高峰温泉」に宿泊です。
バスタ新宿から乗ってきた高速バスの終点が「アサマ2000スキー場」です。
今朝は、高峰高原ホテルの車で送ってもらいました。
ここから宿までは、雪上車で送迎してくれます。

https://www.takamine.co.jp/activities/snowshoe/

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今回は、これじゃなかったけれど赤がとてもかわいい!

高峰温泉は、スノーシュー、ストック、スパッツを宿泊者に無料で貸し出ししてくれます。
靴も貸し出ししていましたよ。
靴下さえ売店で購入すれば、一式貸してもらえるんですね。

スパッツとは、ズボンの下にはくピタっとしたタイツのことではなく、靴の中に雨や雪が入らないようにしたり、ぬかるみがあればズボンが汚れないように泥除けとして使うこともあります。
丈もさまざまで、長いものは膝まで、短ければくるぶしより数センチ上くらいまでを覆います。

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スノーシューとは西洋式のカンジキです(和式のものは、ワカンといいます)。

裏に刃がついていて、雪をぎゅっと踏みしめてもくれますし、雪の上を歩いても深くは沈み込みません。
足を上げると爪先が入り込み、かかとが浮くので登りも歩きやすいのです。
スノーシュー同士がぶつからないよう、ややガニ股気味に歩きます。

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スノーシューで歩くのは2回目。
何年ぶりだろう。
新宿発のツアーに参加して、八ヶ岳を歩いたんです。
往復のバス車内での、自己紹介や感想を言い合うのがめんどくさくて、二度とツアーには参加しなくなりました。

ただ、そのときが快晴で楽しくて!
現地のガイドさんも、
「こんなに晴れたのは、この冬初めて」
というくらいの澄み切った青空に、真っ白な南アルプスが本当に美しかった。
普段は歩けない草の上などのルートも、雪が積もっているから歩けちゃうのです。
でも、ロープやリボンで歩くルートの指示がある場合は、必ず守ります。
雪が少ししか積もっていない場合は、植物を踏み潰してしまうことになりますから。

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今日は、のんびり「湯の丸高峰林道」を歩いて「池ノ平湿原」へ向かいます。
水ノ塔山など、展望のいい山を歩きたかったのですが上は突風が吹いているとのこと。
足元も反対側は崖のような部分もあるので、久々のスノーシューでもありますし、足慣らしで散歩にしました。

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普段は飽きる林道歩きも、誰の足跡もなくまっさらな雪の上ですから楽しくてたまらない!
緩やかな登りなので、ずっと鼻歌ですよ。

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出発時、気温はマイナス10℃でしたが、ここは向きがいいのか風もたまにしか吹きません。
そして快晴なので、歩くと暑いくらいです。
たまに強く風が吹くと、木々に積もった雪が舞ってとてもきれいです。
途中からは、ガードレールも完全に雪の下。

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池ノ平湿原に到着した途端、すごい風!
パウダースノーが顔に吹き付けます。
でも、景色は本当にきれい。
木々も凍っています。

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湿原は雪の下。
毎年埋もれても、ちゃんと花が咲くって不思議だし強いなと思います。

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富士山、八ヶ岳甲斐駒ヶ岳木曽駒ヶ岳御嶽山…ぐるりです。
雪に木々が影を落としています。
濃すぎるほどの青空。
空気が澄んでいると濃くなるそうですね。

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風の音と、自分が雪を踏む音しか聞こえません。
静か。

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トイレはもちろん閉鎖中。
そうなると、ゆっくりできないなぁ。
湿原を少し歩きましたが、かなり風が強いので林道に戻り、そこでおやつタイムにしました。
ミルクティーにしょうがのパウダーを入れれば、体がぽかぽかです。

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10時過ぎに出発して、3時間の散歩を終えて宿へ戻りました。
すぐ前はゲレンデで、スキーをしている人の姿が見えます。
スキーとスノボ、どちらも20年以上前に各1回ずつやったことがありますが、続けなかったところをみると、おもしろくなかったのでしょう。
またいつか、やってみる日がくるのでしょうか。

今回、気温が氷点下だし、スキー用のグローブを買おうと思いましたが、高いんですよね〜。
そうそう標高が高い雪山に行くわけではないので、これにしました。
ちょっと作業用っぽいけれど、2000円しないし、中が起毛しているので暖かくてインナー手袋いらず。

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明日は黒斑山(くろふやま)へ登り、浅間山を見ようと思います。