登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山をラクに楽しく歩くために毎日できる、ちょっとしたこと

ぜいぜい息を切らして山頂に着いたときの「やっと着いた~」という爽快感もいいですが、体力も少しずつアップして「前回は疲れた山も、今日は疲れてないぞ!!」と充実感に浸るのもなんだか嬉しいものです。

 

「歩く」という行為は、距離の差こそあれ、誰もが毎日していることです。

山を歩くために、日常の歩きで鍛えていければ一石二鳥ですね。

少し意識を変えるだけで、通勤などがトレーニングに変わります。

 

まずは王道ですが「階段を使う」です。

高層階で働いている方は階段が解放されていれば、曜日で変えてもいいですから「今日は〇階まで!」と決めて必ず1往復します。

ランチで地上へ下りるなら2往復できますね~。

1段抜かししてみたり、変化をつけてもいいのです。

猫背にならずに、ももを高く上げてスタスタと上ります。

駅ではもちろん、どんなに地下深い駅でも必ず階段利用しています。

階段がないところでは、おとなしくエスカレーターに運んでもらっています。

 

「朝イチのスクワット」

なぜ朝イチかというと、寒い今の季節、20回ほどのスクワットで朝から体がぽっかぽかになるからです。

肩幅より広くするワイドスクワットなどいろいろな種類がありますが、どれでもいいです。


 

太ももを効果的に鍛えられますし、体も温まるし、いいことだらけです。

太ももは、床と平行になるくらいまでゆっくり下ろしていきます。

つま先と膝の向きを同じにしないと、膝を痛める原因になりますので、そこだけご注意ください。

人間は3週間続けると習慣になるそうです。

バタバタしてうっかり忘れがちな朝の習慣にするために、私は起きてすぐに「牛乳と甘酒」を1:1でカップに入れ、電子レンジでチンしている間にやっています。

 

意識するようになると、今までバスやタクシーを使っていた距離を歩きたくなることもあると思います。

ずっと同じペースで歩くより、例えば「電柱から電柱まで」と決めて「息が上がるほどの速度で歩く」と「胸を張ってさっさと歩く」を繰り返すのをやっています。

最初は息が上がっていたペースも、数日たつと慣れて楽になります。

 

どこまでも歩いていけそうな気持になります。

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穂高から槍ヶ岳に向かう道です。

 階段がなくても、ももを床と平行になるまで高く上げる「その場足踏み」も効果的です。これならテレビを観ながらできます!