登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

奥多摩 三条の湯

雲取山」や、おとなりさんの「飛龍山」を登るときに利用します。

「飛龍山」ってひびき、カッコイイですよね。

地図で見つけて、名前で選んでしまいました。

辰年にまた登りたい山です。

 

奥多摩駅からバスで鴨沢西へ。

天平(でんでえろ、と読みます。こういうの好き)尾根の方へ向かって進みます。

丹波山展望台…木でなんも見えない。

ほかでも経験ありますが、「~~展望台」ってついているのに展望がきかないってどういうこと?

季節によって、例えば「葉っぱが全部落ちる冬なら見えるんですけどね」とか?

新緑が好きなので木があるのは大歓迎ですが、展望台ならもうちょっと景色が見えてよ…

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不安定な足元に注意です

山小屋のご主人の話では、金、土、日の宿泊が混むとのこと。

大きな小屋ではないので、1帖に2人の可能性もあるそうです。

それだと、ちょっと狭く感じるでしょうね。

初めて泊まったとき、同室になった女性と家がご近所ということが分かり驚きました。

旅先でけっこう多いですよね、こういうこと。

 

石鹸やシャンプーは使用不可ですが、ここには気持ちのいいお風呂があります。

山では汗拭きシートがお役立ちですが、お風呂は比べものになりません。

最高!!

すいていたので、何回も入ってしまいました。

 

山の中腹にあるので、夕陽やご来光はのぞめません。

ですので今回は、夕食をお願いすることにしてありました。

近くで撃った鹿肉と山菜がメインの夕食をいただきます。

鹿が増えすぎた結果、猪や熊が里へ下りてくる原因になっているそうです。

近年、雪が減ってきているので新芽を食べることができ、冬を越せてしまうから数は増えるばかり。

そして反対に草や花はむしられて減少する一方。

 

同室の女性に「シャクナゲを見に来たんでしょう?」と聞かれました。

そのときは5月下旬だったのですが、シャクナゲがきれいに咲く時期だそうです。

「いいえ」と答えると「今の季節に山に登って、花を見ないなんて信じられない」と言われビックリ。

花を見るために山に登る人がいるんだ!! とこちらもビックリ。

登りたい理由って、本当に人それぞれで私が想像もつかないことがいっぱいあるんだろうなぁ。

その頃は、その山でしか見られない花があることも知らなかった。

まぁ、今でも花を見て「きれいだな~」でほぼ終わってしまうのですが。

 

雲取山荘の記事もよろしければどうぞ。

https://blog.hatena.ne.jp/yueguang/yueguang.hatenablog.com/edit?entry=10257846132697200137