大大大好きな縦走ルート、鳳凰三山。
何回歩いたか、今度数えてみようっと。
青木鉱泉や御座石鉱泉方面(バスの運行は要確認です)から歩くルートもありますが、私は甲府駅からバスに乗り「夜叉神峠 」から歩いています。
朝4時台のバスがある季節は頑張れば1日で歩ける距離ですが、そのバスに乗れないならムリです。
手前の薬師岳小屋か南御室小屋に泊まります。
青木鉱泉や御座石鉱泉から歩く方が距離は短いですが、私には単調で飽きてしまう道なんです。
「この距離を歩く練習はしてきたつもりだけど、本当に歩けるかな」
初めてのときは不安でした。
山小屋に到着後、出発地を「夜叉神峠」と言ったらご主人に驚かれました。
「なかなかそっちからこんなに早く来れないよ。健脚だね~」と。
少しの努力ですが、毎日やってきたことが実を結んだようで嬉しかったのを覚えています。
にかっと豪快に笑うご主人です。
悪い評判も聞きますが、サッパリとした世話好きな方だと私は思いますよ。
話していて、イヤな気持ちになりませんでしたし。
山小屋の裏手には視界が開ける場所(富士見岩)があり、なんだか気に入ってうろうろしています。
トイレがけっこう臭いかも…最近は本当にきれいなトイレが多いから、ビックリするかもしれません…息とめて!
水は豊富です。ひねりっぱなりの蛇口からジャージャー出ており、自炊にも使えます。
夕食は定番のカレーですが「毎日、味が変わるんだよ」とのこと。
私はカレーだけではお腹がふくれないので、素泊まりです。
寝る場所が端っこで嬉しかったのですが、布団に横になると外が見える。
ということは…隙間から入ってくる冷気が半端ない。
消灯後も、なじみの登山客らしき人たちとの話し声(騒ぎ声)がおさまらず、うるさいわ寒いわで眠れずイライラしました。
なぜ、人はお酒が入ると声が大きくなるのでしょう?
消灯時間はなんのためにあるの?
仕事が終わりくつろぎたい気持ちは分かりたいですが、山小屋の人が遅くまで騒いでちゃだめでしょう。
次に泊まったときは、スタッフも若い女性が多かったせいか、接客も爽やかで気持ちよく過ごせました。
恐れていた夜の騒ぎ(?)もありませんでした。
でもやっぱり寒かった。