最後にダイビングをしたのは、2012年10月。
先月、約9年ぶりに潜ってきました。
https://blog.hatena.ne.jp/yueguang/yueguang.hatenablog.com/edit?entry=26006613780891998
以前はツレも一緒に潜っていたのですが、心筋梗塞になってからは潜っていません。
「また潜ったら?」
と言ってくれたので、一緒に伊豆へ行くことにしたのです。
私が潜っている間、トータルすると短くても3時間以上待たせてしまうのが申し訳なかったけれど、海から上がって、誰かが待っていてくれるのもいいものですね~。
これからも続けるか分からないし、器材はレンタルすることも考えたのですが、誰かが使ったレギュレーター(ボンベから空気を吸うホースとマウスピースのこと)から感染するリスクがあります。
いくらアルコールで拭いても、構造上どうしてもゼロにはできないので、器材も揃えました。
水中で使えるデジカメを携えて潜ったのですが、岩からひょっこり顔を出すコケギンポにピントを合わせシャッターを押した瞬間、画面は暗転。
カメラは壊れたのでした…
でも撮れていました。
上の写真です。
海中はやっぱりとても楽しくって、1ヶ月後また潜りに来ました。
カメラを新しくして!
今回も利用したのは、このダイビングサービスです。
O.D.A.Japan | 伊豆・伊東市川奈のダイビングショップ
川奈は、タンクを背負って歩く距離も長くないですし、施設がコンパクトにまとまっており、使いやすいと思います。
ウェットスーツのまま体を温めることができる浴槽もあります。
7月に潜ったときは、何かの卵だったのか…白い浮遊物で視界が曇るほどでした。
その卵からかえったのか?
群れ! 群れ! 群れ!
キビナゴやタカベなど。
うまそうだな…
口あけてれば入りそう。
痛いか。
ツレも私も、このハナミノカサゴが大好きでして。
ふわぁふわぁと海中を浮いているんですけど、表情もとぼけています。
8匹同時に目の前に現れたときは、興奮して呼吸が荒くなってしまいました。
これはカミソリウオのペア。
どこにいるか分かりますか?
下にある茎らしきものと色も形も似ていますが、画面の真ん中、斜めになっているのがカミソリウオです。
パッと見、魚なんて思えませんが、動きを見ていれば気づけます。
ヨウジウオ。
真ん中に縦になっている細長いのです。
ムチカラマツにくっついて生活しているガラスハゼ。
透明ボディがガラスのようですね~。
3センチくらいでした。
先月もっと小さかったフグたちが、少しサイズアップしていました。
タコが隠れていたり…
これも好き!
岩陰を覗けば、ワンサカいます。
イタチウオやウツボも、にょろにょろしていて好き。
普通のウツボは地味ですが、写真のオレンジのトラウツボや、黄色✕青のハナヒゲウツボはきれいで特に好き。
とても小さなヒトデヤドリエビ。
ヒトデをひっくり返してみると、くっついています。
ニモで有名なクマノミも産卵シーズンを迎えていました。
イソギンチャクの奥、画面真ん中からやや左に、銀色の卵がびっしりついています。
写真ではわかりにくいですが、目玉がキョロキョロ見えるんですよ!
親は卵を守ろうと、イソギンチャクからけっこう離れてまで攻撃してきます。
こちらにとっては、ツンツンくらいなのですが、あまりストレスを加えては悪いので遠目から眺めます。
この個体は濃いオレンジですが、いろんな色や大きさのがいます。
小さいと爪ほど。
そして亀~。
先月は何度も見かけたのに、どうしていないの? と思ったら夏になってダイバーが増えてフラッシュをたいて撮影したり、追いかけまわすこともあり、どこかへいなくなってしまう時間が多いそうです。
この日は3ダイブしたのですが、最後の3ダイブ目でだけ出会えました。
ほとんどのダイバーはもう帰る支度をしており、静かな海になっていたからです。
亀、帰ってた!!
いつもの場所にちゃんといました。
1匹は海中を気持ちよさそうに泳いでいて、いちばん大きな亀はいつもの隙間に。
距離をとって30秒ほど眺めて、バイバイしました。
明日は伊豆海洋公園で潜ります〜。