勤務明け、羽田空港へ向かいました。
今回の目的地は高知県。
今までなら、全国の週間天気をみてから行く場所を決めていました。
今週は、長野や金沢がずっと晴れなのだから、北アルプスへ間違いなく向かっていたはず。
11月に転職することにし、取らせてもらえた今回の有給。
北アルプスにも行きたい。
行きたいけれど…転職したら当分、長い休みはない。
山は、頑張って歩けば2日間でいけるところもある。
では、長い休みでなければ行けないところで行きたい場所は?
九州のくじゅう連山にも行きたかったけれど、まだ暑い9月。
浮かんだのが柏島でした。
今年ダイビングを再開して、2003年に一度だけ潜ったことのある柏島がずっと気になっていました。
でも高知からも遠く、往復の交通費だけでもけっこうかかるんだよね…と、二の足を踏んでいたのです。
あ!
マイルってどのくらいたまってる?
…で、調べて、気づかないうちにどんどん消滅していたことが発覚。
高知までの飛行機が無料になるのは大きい。
高知から宿毛までの往復は、ほぼ1万円。
心配は台風です。
でも山と違って、海は雨でもいい。
そりゃ晴れにこしたことはないけれど。
海中に差し込んでくる光はきれいだからな〜。
でもうねりがなければ、それでいい!
調べると、波については大きな影響はないようでした。
今みているNHKでは、全日、雨予報ですけどね!
往復の飛行機を予約して、ダイビングショップと泊まるところを決めて…
自分でどんどん決められるから、ひとりはラクちんです。
よく「さみしくないの?」と聞かれますが、普段生活していて、ひとりでいる人ってさみしそうに見えます?
ひとりも楽しめる、みんなといるときも楽しめる、それがいちばんです。
ダイビング器材は、往復宅急便で送りました。
大きいサイズなので、往復で5000円ほどかかりましたが、もし雨だったら、ダイビング用の大きなキャリーケースを引きながら歩くのって…
帰りも同じです。
帰る日にも、高知のおいしいもの食べたい!
そのときには、駅のコインロッカーに預けたりするわけです。
それなら最初から送ってしまえばいい。
洗濯物もつっこんで、読み終えた本も入れて。
それに、飛行機を下りてからターンテーブルで荷物が出て来るのを待つ時間がゼロ!
それにしても…何年ぶりだろう、羽田に来たのは。
世界を股にかける仕事をしているわけではもちろんないので、飛行機に乗るのは、遊びに行くときのみ!
出発ロビーに足を踏み入れた途端、体の中にたくさんの空気が入ったような気がしました。
すごいワクワク感!
今までのいーっぱいの楽しい思い出が、空港にも直結しているんだろうなぁ。
ぶわぁ、って一気に楽しい気持ちが膨らみました。
羽田では働きたくないかも。
ここを職場にしてしまったら、このワクワク感はなくなってしまいそう。
仕事は、ワクワクだけではないから。
案内板にあるレストランをガン見。
彩鳳という中華料理屋さんに決めました。
高知駅に着くのは、早くても19:30頃。
それから食事はできないかもしれないので、ここで済ませようと。
担々麺と炒飯のセットに決めました。
一応、お店の方に辛さを確認。
辛さは控えめで、ゴマが強めとのこと。
よし、それならいける。
うまい!
担々麺の普通サイズをおかわりしようか迷ったくらい、好みの味でした。
汁も飲み干そうかと思った…
喉が乾くから思いとどまりましたが。
横浜に同じ店名のお店があるそうですが、別とのこと。
これを食べに、羽田へ来たいくらいです…
帰りも食べちゃおうかな。
マイルを使って、初めて飛行機に乗りました。
ホームページから予約して、決済したクレジットカードさえあれば、チェックインも1分で完了。
こんなに便利になってたのか。
今までは、旅行会社からチケットを送ってもらってたなぁ。
タッチパネルなんて、触れなくても認識するし。
すごいや。
コロナ禍になって、たくさんの制約・不便さ・息苦しさが続いています。
でも、公共交通機関の静けさは嬉しい。
行きたくない宴会がないのが嬉しい。
ところかまわず、でかい声で話す人が少なくなって嬉しい(ゼロではない)。
テレワークとか、一気に進んだこともありますよね。
定刻に出発し、1時間ちょいで高知龍馬空港へ到着。
受け取る荷物はないので、リュックひとつでパパッと外へ。
この時間なら、なんか食べれるな…
うつぼ、食べたい。
以前、高知に来たときに混んでいて入れなかった「おらんく家」へ。
四国を一周したときのブログでも書いたのですが、私はカツオが苦手でした。
それが、高知でカツオの藁焼きを食べて初めてカツオを「おいしい!」と思ったのです。
・カツオの藁焼き 塩
・チャンバラ貝の塩ゆで
・ウツボのたたき
を注文。
店内の水槽には、見慣れている黄色っぽいウツボがいました。
これが、こんなにおいしいのかぁ…上質な鶏肉って感じ。
奥の小さい皿が、チャンバラ貝。
くるっと貝から取り出しましたが、小さい。
食べた気がしない…
う〜ん、味もバイ貝の方が好きだな。
カツオの藁焼きはおいしかったですが、初めて食べたときほどの感動はありませんでした。
ウツボの勝ち!
いっぱい食べたい!
どんな海が見れるかな。
続きます。