登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

御嶽山へ その2

 

12:55 分岐

二ノ池方面へ。

剣ヶ峰は明日にしよう。

たまに雲はとれるけど、ほとんど真っ白。

明日も真っ白だったら、また来ればいい。

心に残る景色のために登っているので。

 

13:05 二ノ池山荘

なに、ここ。

山の上とは思えない景観。

砂地が広がっています。

海辺のよう。

 

雨が降り始めました。

幻想的だ…

冷えてきたし、カッパを上だけ着ようかな。

遠くでゴロゴロいってるから、降るかもしれないし。

屋根があるところでゆっくりザックカバーをつけたりできるだけでラッキーだな、と思います。

降らなければ嬉しいけれど、山には雨だって必要ですから。

 

13:35 サイノ河原

だだっ広い…

霧が出たら迷いそう。

ぽつんぽつんとケルンや石仏があります。

 

山には、賽の河原がたくさんあります。

行った山ですぐに思い出すのは黒斑山、鳳凰三山地蔵岳

↓こちらは地蔵岳の写真です。

調べてみたら他にも、鳥取大山や鳥海山などにもありました。

荒涼とした景観は、この世でないどこかのような気持ちにさせられます。

 

太陽が出てきました。

暑い、カッパ脱ごう。

本当に面倒なのですが、こういった脱ぎ着を頻繁にしないと汗でヒエヒエになってしまうこともあります。

 

こんな服装で眼鏡かけてる銅像って珍しい気がする…

 

 

三ノ池が見えたら、その先は急なガレ場です。

池のほとりに白い鳥居が見えました。

行ってみるか?

う~ん。

でもなぁ…

こういう池って、上から見た方が絶対にきれいなんだよなぁ。

今までいくつもの池へ「きれい!」と下りていったけれど、たいてい「水が澄んでいるなぁ、大きいなぁ」くらいの感想しかでてこない。

上から見ると大きさはもちろん、雲が出ればその影がうつりこむし、太陽の光でさまざまに変わる色を楽しめます。

 

14:20

五ノ池ヒュッテに到着~。

 

なんかステキなテラスがあるな。

早くのんびりしたい!

 

続きます。