今日は吐かずに楽しく潜れた!
これが第一声になるくらい、船酔いする人にとっては切実な問題なのです。
今日初めて、私と同じくらい船酔いをする男の子に出会いました。
細かなところまで話が合う〜。
ダイビングをする際に背負うボンベに、空気を充填する仕事をしているそう。
1本目:シチューガマ
こんな色の服があったらいいのに…
そう思うほどの美しい色。
こういう地形ポイントも大好きです。
私たちが出すエアが天井にポコポコとたまっているのですが、それに光を当てると反射して、海底が光ります。
ノコギリダイの群れ。
ホンソメワケベラにクリーニングされて気持ちよくなると、赤銅色に変わります。
イソマグロがスィーッと横切りました。
おぉっ、と思うだけでカメラを構える間もなく。
点々が星のように光るルリホシスズメダイ。
ピントが合ったのが奇跡です。
かわいい!
あ、カメだ〜。
横切って見えなくなると思ったら、クルッと方向転換。
こちらへ向かってきます。
キョロキョロ。
あれぇ~、どこだっけ〜?
あ、あったあった!
穴にスッポリ、おさまりました。
きっとお気に入りの場所なんだね。
今日は午後から講習の人がたくさん来るそうで、それまで休憩。
2時間以上あったので、思い切って港にある食堂で沖縄そばを食べました。
どうせ吐くなら食べたいものを!
でも、サイズは小。
お、おいしい…
ここのそば、好み。
ほんとは昨日から食べたかったんです。
ダシのいい匂いがしてたんですもん。
温かい食べ物って、ほんとうに幸せな気持ちになります。
2本目:イチュンザ沖
ここもサンゴの森でした。
まずは、ダブルベッドくらいの大きさがあるフカアナハマサンゴ。
写真撮ったつもりが撮れてなかった…
視界を埋め尽くすキャベツ畑。
繊細なヒラヒラのリュウキュウキッカサンゴです。
芸術…
見飽きません。
ハナゴイとリュウキュウキッカサンゴ。
ピンポン球のような、コブシメの卵。
産みつけられたのはかなり前のことらしく、産まれるのか…?
しかし、動かないものにピントが合わないって、どういうことなんだろう。
モンガラカワハギは目立ちすぎです。
かわいい!
黒白の水玉、ヒョウ柄のような模様、オレンジの口紅に白い縁取り…
目は、ヒョウ柄と白い横線の間にあります。
急所なので目立たないようにしているんでしょうね。
見た目はかわいいけれど、アゴが丈夫でサンゴをバリバリ食べてしまいます。
3本目:トンバラザシ
久米島には大物が見られるトンバラという岩が目印のポイントがあるのですが、ここトンバラザシの海底に何本もある溝がトンバラの方を指しているので、この名前がついたそうです。
ウミウシストリートと言われるほどの壁が、通路の両側にそそり立っています。
みんなが水中ライトを片手に、壁に沿いながらウミウシを探すのです。
ミゾレウミウシは牧場状態ですね。
あちこち、たくさんいました。
ユキヤマウミウシ。
確かに、春先に雪がとけはじめて山肌に描かれる雪形のような模様だ。
名前をつけた人、センスある〜。
南の島の海中で見る北アルプスです。
キスジカンテンウミウシ。
なんてかわいさなの!
でも食べれそうだな。
上品なお菓子みたい。
上から降ってきたこの直径3cmほどのウミウシを、ガイドさんがラピュタのワンシーンのように優しく受け止めていました。
探していると、いつもこうやって降ってくるそうです。
ステキな出会い。
パズルのようなサンゴ。
体内から窒素を出すために毎回行う水深5mあたりでの安全停止の最中、パタタタタと柔らかな音がきこえてきました。
見上げると海面に雨の雫がきれいな模様を描いています。
海の中から雨を見上げるのもいいものです。
今夜は、昨日一緒に潜った方に教えてもらった「シマバルようじ」さんへ。
三人兄妹のお店です。
メニュー、迷う〜。
ひとりだし、いつもより食べられないから厳選しなくては!
まず、はんぺんと大葉のカリカリチーズ焼き。
チーズが焼いてあるものは、だいたい食べる。
いい匂い〜。
器もかわいいです。
ご両親が焼いたものだそうですよ。
店内のシーサーも。
あご出汁醤油をかけて。
チャーハンを頼んだのは失敗だった。
お米が好きだから、ついやっちまった。
多すぎた。
明日の朝ごはん用に持ち帰りました〜。
続きます。