登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山小屋 安眠グッズ

このアイマスクは、やっと出会えた〜って感じでした。

耳にかけるのではなく、後頭部を幅の広いゴムバンドでぐるっとして固定します。

空気が乾燥しているときはマスクもしたいので、耳にかけるタイプだと耳周りの負担が大きくなるのがイヤでした。

これはゴムバンドの微調整もできるのでフィット感がいいです。

私の低い鼻にもフィットして、隙間から光が入ってきません。

先日、白馬岳のとき。

目が覚めたので星でも見に行こうかとアイマスクを外した瞬間、隣の隣の布団の人がヘッドランプつけて、何を探してるのか知らんけどキョロキョロしていて。

ちょうど光をペカーッっと顔にあてられて、眩しくてたまらなかった。

アイマスクをしていなければ、自分で目が覚めるのではなく、この光で覚めてたんでしょうね。

 

耳栓はまだ、これだ! というものに出会えていません。

でも全く聞こえなくなってしまうのも、何かあったときに怖いかもしれません。

消灯を過ぎてもかわされる非常識な会話はシャットダウンして、必要な音だけ聞こえるようにはできないか。

「お酒のめばグーッと眠れるよ」というアドバイスもいただきましたが、アルコールは飲まないし。

最初は耳栓すると眠れなかったのですが、慣れですね。

いつしか違和感を感じつつも眠れるようになりました。

 

最後はインナーシーツ。

コロナ禍になる前から、インナーシーツを愛用しています。

布団は干してくださることもありますが、天候が悪い日が続けば湿ったようになっていることもあります。

薄い布きれですが、直接触れてないことで衛生的にも安心できます。

帰ったら、洗濯機で丸洗い。

 

形は、筒形と、上でご紹介したように枕部分がついているものがあります。

筒形はすっぽり入ると顔までおおってしまい、暑いときに上半身を出したいときに頭の下にある布が引っ張られるようになります。

枕部分がついているものは、山小屋の枕を覆ったりもできますが、私は枕にのせるだけにしています。

折り返しの部分が袋になっていますので、ヘッドランプを入れたり、夜中にトイレに起きたときに外した耳栓やアイマスクが散らばらないように、そこに入れたりしています。

 

お値段が安いものは買いやすいけれど、重さが500g前後あるものがほとんど。

このシルクのインナーシーツは200g以下。

持ってみれば全然違います。

その分、ほかの何かを持てるわけですから。

それにお安いものは、幅がちょっと狭いかな…

私の体が大きいこともありますが、幅が75cmくらいだと仰向けでおとなしく寝ているときはいいのですが、寝返りをうったらビリッとなったときもあります。

小柄な方なら十分だと思いますが、私はダメでした~。

安いものも含めて4回買い直して、シートゥサミットのシルクライナーに落ち着きました。

ずっと使えるものなので、幅と形と重さに納得したものを買うといいと思います。

秋になれば気温もかなり下がりますから、インナーシーツは保温目的でも使えます。

 

ぐっすり眠って疲れをとって、美しい朝陽を見て、元気に歩きましょう!