登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

奥多摩 日の出山へ その2

外から小屋の中をのぞいていたら「どうぞ~」と声をかけてくださいました。

おじゃましまーす。

 

手ぬぐいは…ないみたい。

こんなグッズを販売中でした。

竹トンボも手作りしてるんですって。

バランスとるの、難しそう。

ピンバッヂもかわいいですね~。

 

今日(12/27)で、今年の営業は終わりだそうです。

山頂直下に建っていて、新年にたくさんの人が来るでしょうに、なぜ終わりなの?

聞いてみたら、耐震強度が不足しているため、今は宿泊できないんですって。

 

日の出山ハイキングガイドの会の方たちが、お茶を入れてくださいました。

日の出町ハイキングガイドの会 | 東京日の出町を中心にツアーや講習会など企画運営をしています。

毎月、日帰りハイキングをいくつも企画しているそうです。

「ひとりじゃなくて、たまには誰かと登って仲良くなるのもいいんじゃない?」

いえ、ひとりがいいんです。

 

となりの御岳山は大晦日、ケーブルカーが終夜運転するのでおまいりして、そのまま日の出山へ歩いてきて初日の出を、という登山者が多いらしく…

毎年、山頂に1000人くらい来るんだって!

あの面積に?

 

お茶を飲んで、のんびりお話していたら10:45になってるじゃないの。

 

再び、日の出山の山頂へ戻ります。

あぁ、いい景色~。

夜景もいいだろうなぁ。

 

 

10:50 「三室山・二俣尾駅」方面へ下山。

二俣尾駅しか書いてありませんが、ここから日向和田駅へも下山できます。

ぐんぐん下ります。

 

冬の日なたは、幸せな気持ちになります。

 

11:20

左の尾根ではなく、右の「梅の木峠」方面へ。

 

いい道〜。

今年最後の山歩き、あと少しで終わってしまうのでゆっくり歩こ。

 

11:35 アンテナ塔 △680くらい

 

広く、歩きやすい道が続きます。

 

11:45 ゲート左の道へ。

 

すぐに鉄塔。

鉄塔、好きです。

下から撮りたくなります。

 

はるか先の鉄塔へとつながる電線。

この線をつなげるには、どれだけの時間がかかったのだろう。

電気は、私たちの生活を支えてくれ、豊かにしてくれています。

電気だけじゃない。

水道も、ガスも、交通機関も、食料も、物流も…

私の想像が及ばないその先で、たくさんの人の手で守られているから生きていけるのだ、と改めて実感した光景でした。

 

12:00

ここから愛宕山を通って二俣尾駅へ下りる道は通行止め。

 

切られた木が倒れる音が、ドスンと響きます。

足元にあった断面を

「段をつけているのは、低い方向に倒すためかなぁ?」

と見ていたら、どうやって切っているかを教えてくださいました。

三室山への道は、作業をしている方が近くにいらっしゃるようだったのでやめて、まき道にしました。

 

落ち葉の道。

膝をついてしまったの久しぶり。

落ち葉の下に、そこそこ大きい石がありました。

そこに変な乗り方をしてしまって、右足首が捻られてバランスを崩しちゃった。

傾斜が緩やかで細い道じゃなかったので、気が抜けていました。

反省。

 

ズキズキする。

痛い。

でも、自分のせいだもん。

こういうとき、

「あー、びっくりした。痛かった。少し休もう」

と、ちゃんと声に出します。

そうすると落ち着くので。

道を間違えたか不安なときも、

「違う道を来てしまったかもしれない。分かるところまで戻ってやり直そう」

と声に出すと、落ち着いてできる。

温かい紅茶を飲んで数分休んだら、痛みもひき、ちゃんと歩けたので出発。

 

12:30 琴平神社 △510くらい

ここから吉野梅郷が一望できるそう。

 

12:45 分岐

二俣尾駅へも、日向和田駅へも下山できます。

私は日向和田駅へ。

 

13:10 登山口 △250くらい

仮設トイレがひとつありました。

助かるなぁ。

ここから駅まで1kmちょい。

よかった、下りてこられて。

ほんと気をつけねば。

雪も凍結も、全くありませんでした。

そして、7人しか会いませんでした。

 

 

13:20 梅の公園

13:40 日向和田駅

梅の季節にまた来てみよう。

そう思わせるくらい、梅の季節が美しいところなんだろうな。

 

帰ったら、右足首の痛みが増しました。

やっちゃったなぁ…