登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2022-01-01から1年間の記事一覧

富士山へ その3

7:15 八合五勺 このあたりから上で昔よく見かけた、ダウンして登山道の両脇に倒れこんでいる人たちがいないなぁ~。 弾丸登山が減ったのでしょうかね。 弾丸登山 - Wikipedia ん? あの斜面にいる人、おかしくないか? あそこは道じゃないよなぁ…と思ってい…

富士山へ その2

今回ルートを考えたとき、長時間歩くのは初めてでしょうし、スバルライン五合目ピストンにしようと思ったのですが、下山したあとに温泉でゆっくりしたいという希望を組み入れました。 スバルライン五合目から山頂へ。 お鉢めぐりをして最高峰まで行き、山頂…

富士山へ その1

「登ったことのある山は特別に思えるよ」 初めて山を登る人たちに、いつもこう言っています。 富士山は、もともと特別な感じですけどね。 あの山に登ったんだ。 てっぺんまで行けたんだ。 富士山を目にするたびに、そう思えるとしたら。 なんか、いいな、と…

御嶽山へ その3

6:10 出発 やっぱりすごい風。 摩利支天に行くつもりでしたが、登山道がもろに風をくらう向きでつけられているし、乗越(のっこし)を通るし… 乗越は風の通り道なのです。 ここでこんな風なら、乗越では体をもっていかれるほどの強さの風が吹くかもしれない…

御嶽山 五の池小屋

御嶽山 山小屋 「御嶽 五の池小屋 ホームページ」 | 北御嶽 | 岐阜県 テラス最高! どこでくつろぐか、迷う~。 小屋の中もすてきです。 雨には濡れなかったけれど、汗で濡れているので着替えてサッパリしました。 きれいな更衣室で嬉しい。 極暖のように厚…

御嶽山へ その2

12:55 分岐 二ノ池方面へ。 剣ヶ峰は明日にしよう。 たまに雲はとれるけど、ほとんど真っ白。 明日も真っ白だったら、また来ればいい。 心に残る景色のために登っているので。 13:05 二ノ池山荘 なに、ここ。 山の上とは思えない景観。 砂地が広がっていま…

御嶽山へ その1

仕事が終わって、夕方の高速バスで木曽福島駅へ向かいます。 現在、このバス便は土日祝のみの運行です。 高速バス、ラクでいいんですよね~。 必ず座れ、乗り換えを気にせず寝ていけるし。 電車だと指定席でない限り、大きなザックを持って座るのはなんとな…

山の思い出と記録

先日、山道具が入っている引き出しや棚を整理しました。シェラカップ、4つもあるんですよね。自分で買ったのはくまモンだけで、あとはもらいもの。減らそう。前の職場の取引先のおじいちゃんがくれた本です。若い頃、登山をやっていたそうで、紙袋2つ分に…

西伊豆の雲見でダイビング その3

ダイビング後に、昨夜行けなかった井むらさんでランチ。 駿河漬け丼と、塩かつおうどん。 けっこうなボリュームです。 30分前に吐いたと思えないでしょ! もちろん完食です。 すっごくおいしいんですから! 生しらすもいただきました。 ねっとり、うま〜。 …

西伊豆の雲見でダイビング その2

「穴があったら入りたい」 雲見のダイビングのキャッチフレーズです。 そのとおり。 たーくさんの穴があります。 落ちたり抜けたり、やっと通れるような狭い穴、ともかく穴だらけ。 1本目、まいります。 とぷぅん。 潜降は問題なくできた。 耳も抜けた。 久…

西伊豆の雲見でダイビング その1

10年前に潜った西伊豆の雲見で、潜ります。 コロナ関係なく、大勢でワイワイがもともと好きではないので、ご夫婦ふたりでやっているようなダイビングショップが好みです。 アイダイブ|西伊豆・雲見でダイビング講習はダイビングスクールの当店へ 伊豆急下田…

八ヶ岳へ その4

6:40 出発 登りで始まります。 うぉー、筋肉痛。 7:00 夏沢峠(ヒュッテ夏沢) 興奮! 静かに興奮。 ひとりだから大きく興奮してもいいけど、手をぶんぶんするくらいしかできない。 硫黄岳がどかーんと見えます! ぼけーっと眺めていて、気づいたら10分た…

八ヶ岳 オーレン小屋

ここには、お風呂があるんです! そして、夕食のメインは桜鍋(連泊の方をちらっと見たら豚肉でした)なんです! 八ヶ岳オーレン小屋(硫黄岳 天狗岳 赤岳 登山に最適な山小屋) 八ヶ岳に登るときは茅野駅を利用するのですが、ほぼ毎回「さくらさく」という…

八ヶ岳へ その3

9:20 満喫しました。 来た道を、そのまま戻ります。 登ってくる人が多い時間帯なので、下りの方が時間がかかりました。 10:00 時間はまだまだありますから、のんびり歩きます。 背中が軽いので散歩気分ですが、道はそれなりにアップダウンがあります。 鎖…

八ヶ岳へ その2

泊まった硫黄岳山荘に大きなザックは置かせてもらい、硫黄岳山荘〜横岳〜赤岳を往復してきます。 小さなザックに、これからお昼までに必要なものだけを入れて出発。 ・麦茶 ・あんパン ・雨具(防寒兼ねて) ・スマホ ・財布 ・地図とメモ帳 1キロちょっと…

八ヶ岳 硫黄岳山荘

硫黄岳山荘 部屋割りの関係で、個室とのこと。 ラッキー。 鍵もかかるし、好きな格好でグダグダし放題。 発電機がまわっている間は、スマホの充電もしていいんですって。 山でこんな快適でいいのでしょうか。 トイレもこんなきれいで、水洗。 窓から見える景…

八ヶ岳へ その1

久々です、八ヶ岳に登るの。 昨年は白駒池へ苔を見に行っただけで、山へは登りませんでした。 調べてみると前回登ったのは、2019年の紅葉の季節。 高見石小屋で説明してもらいながら星を見たなぁ、白駒池の紅葉がほんとうにきれいだったなぁ、などすぐに思い…

山小屋の営業

今、八ヶ岳から帰るところです。 北八ヶ岳の黒百合ヒュッテが、営業自粛中でした。 https://blog.goo.ne.jp/ytakeki/e/6e016913104ab2955477f9c2e23e39e4 7/29(金)から再開予定とのことです。 北アルプスの人気の山小屋、燕山荘(えんざんそう)も営業自粛中…

誰かの初めて

誰かの初めてに立ち会えるって、とても嬉しいことです。 その子がずっとやってみたかったことなら、なおさら! 今、パン屋さんで働いています。 バイトの子が足りない日には、早朝~21時の閉店までがんばっている社員の女の子。 ちょうど私の半分の年齢です…

お台場へ

初めて高級ホテルに泊まりました。 今まで、素泊まりのときは7000円以下ってルールを設けていたので。 夕食をプラスして1万円ですもん。 おぉぉ… 正規の値段だと、いちばんいい部屋は24万円(朝食付き)ですと? 家賃2ヶ月分よりも高い… お台場のホテル グ…

上野の国立西洋美術館へ

絵心はまったくありませんが、たまーに「絵を見たい!」と思うのです。 上野の国立西洋美術館へ行ってきました。 国立西洋美術館リニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」 写真を撮ってもいいんだっ…

父と伊豆へふたり旅 その2

朝ごはんは私たちだけだったので、バイキングではなく和定食でした。 オシャレな食事処だわ。 宿のバスで稲取駅まで送ってもらいます。 少し早く出てせり出したベンチへ座り、海と伊豆七島を眺めます。 海って大きいよなぁ、ほんとうに。 ぽちゃんと潜れば、…

父と伊豆へふたり旅 その1

父が「どこかへ行きたい」と珍しく言ってきたので、じゃあ行きますか、と。 プチ家出です。 仕事をしていた頃の生活時間そのままの父(18時に寝て2時に起きる…)と母の生活リズムが合うはずもなく、毎日ではありませんが両親は別々の家にいることがありまし…

山で涼みたい~!

最速の梅雨明けでしたね。 そして始まった連続猛暑日… 30℃という数字に「助かった…」と思う日がくるなんて、小さいころには想像できませんでした。 小学生の頃が懐かしい。 放課後は、汗びっしょりでおでこに髪がはりつくまで遊び、空が暗くなってきたと思っ…

山形で、和紙の灯り作り

前回は、まんまるな灯りを作りました。 和紙の上に、このように乾燥させた葉っぱなどを貼り、紐を巻き、穴を開けました。 毎晩眠る前に蛍光灯を消し、この灯りをともします。 入眠儀式といいますか、あたたかな光に落ち着きます。 今回は、藍染の和紙で、雫…

山形へ その3

お腹パンパンで寝て、朝ごはん。 それなのに白飯を3杯食べられてしまう不思議。 今回、宿がすいていました。 なんでだろー、と思ったら月山の雪解けが早かったからだそうです。 4〜6月がシーズンのはずですが… 雪が少なくなり終了。 夏山リフトに架け替え…

山形へ その2

遠いけれど年に一度は行きたい、山形の月山志津(がっさんしづ)温泉の仙台屋。 【公式】月山志津温泉 旅館仙台屋 | 山形県西川町/月山の麓に佇む温泉宿 館内は、和紙の灯りでいっぱい。 山菜の季節、きのこの季節… おいしいものの宝庫だなぁ… どちらにするか…

山形へ その1

昼過ぎに仕事を終えてから、ツレと山形へ。 もっと山形が近ければいいのに〜、と毎回同じやりとりをして出かけます。 それくらい、山形を気に入っています。 なんてったって、食べものがおいしいから! 今回は、東京駅の中をまず歩いてみたい。 新幹線を利用…

伊豆 天城山へ その2

伊東駅からバスで1時間。 天城縦走登山口△1040に到着です。 横にある駐車場にトイレがあります。 11:20 どうしても、同じバスから降りた人とスタートが一緒になるので、少しのんびりしてから歩きはじめよう。 まず目指すは万二郎(ばんじろう)岳、2キロち…

伊豆 天城山へ その1

今回のおともは、この本です。 先週、三ツ峠山に登ったとき、カチカチ山の話を書きました。 帰ってすぐ、図書館で借りてきた太宰治の「お伽草紙」。 「い」が「ゐ」だったりするものの、読みづらくはありません。 カチカチ山以外の話もおさめられていました…