登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

熊鈴、鳴らしていますか?

熊鈴…山には必ず持参し、常に鳴らして歩かねばならないものだと、山1年生のときは思っていました。 必需品リストにも載っていましたし。 1人で歩いているときはもちろん無言ですので、熊に自分の存在をアピールして 「どうぞ何事もなく通してください…」 と…

わたしの1歩

山を歩くのは大好きなのに。 楽しみで準備もしたのに。 登山口に近づくとなぜかユーウツになり、登り始めるとなぜか… 下山する言い訳を探している! 心の声が天使と悪魔に分かれます。 「なんか体調がイマイチ(な気がする)」 「いつもより足が重い(気がす…

お手軽!おいしい!フリーズドライ

なんて素晴らしいものを作ってくれたのでしょう。 しかもおいしい!! 軽い! この味を山でイチから作るには、どれだけの重さと手間がかかるか。 日持ちの点でも本当に優秀ですよね。 真夏でも腐るのを心配しなくていいので、季節を選びません。 アルファ米…

山での出会い

私は太陽の光を浴びながら山頂でお昼寝、という時間が最高に好きです。 日焼け? 山では優先順位が圏外、どうでもよくなります。 朝イチで日焼け止め塗ったってどうせ、汗で10分ともたないし。 塗り直すの面倒、手もべたつくしウェットティッシュ減るし。 …

天国に近い場所

数年前の8月末、2日間の休みが取れ快晴の予報だったので、蝶ヶ岳へ。 上高地から徳澤までのんびり歩き、いつものようにジャムたっぷりの厚切りのトーストをいただき(高菜チャーハンも好き)、デザートにソフトクリーム。 気持ちの良い広場でしばらく休憩…

すれ違いのルール

広ければゆったりすれ違えますが、だいたいが細い登山道。 すれ違うのもやっと…という場所も少なくありません。 足元の植物にも気をつけたいです 山側の反対は、谷側(崖側)という言い方をします。 待つときは山側の、そのあたりでできるだけ広い場所。 絶…

山での少し怖かった体験

山岳信仰という言葉があるくらい、古より崇拝の対象となってきた「山」 思いがけず、命を落としてしまうこともある「山」 霊をみた、とおもしろおかしく書くつもりはありません。 この山で、命を落としてしまった人たちだったのだろうな、と思っています。 …

山のホテル

泊まりたい山小屋の上位にいつも選ばれる 北アルプスの女王、燕岳(つばくろだけ)をのぞむ「燕山荘(えんざんそう)」 岩と緑の混ざり具合が絵画のよう 初めて目にしたときの驚き。 「ここ山だよ?」 テント泊だったので、泊まりませんでしたが。 イメージ…

コタツの幸せ

2017年には、きっとたくさんの方が登ったことでしょう。 標高2017メートル「雲取山」 東京の最高峰です。 山頂は、東京と埼玉で分けっこしています。 埼玉側に下れば三峯神社。 狛犬でなく狼が守っていることで有名な神社。 毎月1日に配布されていた限定の…

山のトイレ事情

長時間歩くとき、いちばん気にかかること… トイレだと思います。 女性は特に。 お腹が痛くなっても、近くのコンビニに駆け込むこともできません。 次のトイレまで4時間以上ということも。 10分も我慢できない状況なのに。 どうしようどうしよう!! 当たり…

機能性タイツは必要か?

なぜ、みなさん歩く前から履かねばならないと思うのでしょうか。 まず、履かないで登ってみればいいのに。 そして不調を感じたら、その不安を取り除いてくれるモノを探す。 だってタイツ、高いんですもん。 膝も強く、脚のだるさも感じず、快適に歩けている…

山の天気予報

街の天気予報と違って、風向きや強さなど知りたいこといっぱいありますよね。 山小屋で働いていたときに、山岳パトロールの方に教えていただいたアプリです。 これがいちばん参考になる、とその方はおっしゃっていました。 Windy.com Windyty, SE 天気 無料 …

筋肉痛の正解と、正しい歩き方

少し長い距離を歩いたとき、筋肉痛になりますか? 仕事に差し障るほどの筋肉痛は困りますが、筋肉痛キライじゃありません。 いてぇ!と思うたびに、歩いた山を思い出すし。 痛いのに「楽しかったなー」と、ニヤニヤしてしまいます。 これはヤバそうだなと思…

手がむくむ~

ザックを背負って歩いているとき、手はどうしてますか? 下にぶらぶら? それとも小学生がランドセルを背負っているように、持ち手を握っている? 山を歩いていると、手がむくむんです。 理由は、自分では水分を意識的に摂取していても、ほとんどが足りてい…

行動食って必要…?

長時間歩くとき「ハンガーノック」または「シャリバテ」と呼ばれている症状に注意します。 ざっくりの説明になりますが、長時間歩行の最中にお腹がすきすぎて、急に動けなくなることです。 甘いものを口にすれば、すぐ復活します。 大福は、冬でも凍らず腹持…

ストックを持つ安心感

「LEKI」や「Black Diamond」が代表的です。 クッション機能、手のひらでつかむヘッド部分など、どんどん改良されてきていると感じます。 1本だけの場合、ヘッド部分が直角に曲がっているストックもあります。 杖をイメージされるといいかもしれません。 2…

汚れ防止にも撥水スプレーを。

しとしと雨が降る中をのんびり歩くときも。 溶けた雪や雨でぬかるんでいそうな道を歩くときも。 朝露にしっとり濡れた、背の高い草の道を歩くときも。 撥水スプレーがお役に立ちます。 数あるスプレーを試してきましたが、今のところ、これがイチオシです。 …

山から帰って…お手入れ編

「ただいま~」 無事に家に着きました。 楽しい遠足も終了です。 お風呂で温まり、眠ってしまいたいですが… 次の山歩きのために、やっておくことがあります。 ザックからすべてのものを出す レインウェアや防寒具をハンガーにかける 登山靴の手入れ 非常食の…

夏も必要、防寒具。

2018年の夏は特別でした。 温暖化? 標高2500メートルの山でも連日、気温が30度近くある本当におかしな気温でした。これからずっと、こんな夏が普通になってしまうのでしょうか。 コバイケイソウは数年に一度の当たり年だったようです。 7月に扇沢近くの登…

寒いときはベストをプラス!

ベストの暖かさを知ったのは2017年冬。 その秋に退職したのですが、モンベルのベストをプレゼントしていただいたのです。 それまでは 「ベストって胴は暖かいけど、腕が寒いじゃん」 と思っていて着たことありませんでした。 山を歩くとき、背中はザックが暖…

モンベルのストームクルーザー

昨日ご紹介したミレーのティフォンのほかに、モンベルのストームクルーザーを愛用しています。 ゴアテックスなのに、なぜこんなに安く提供できるのだろう。 このシリーズのオレンジが大好きで~。 ガサガサします、確かにティフォンに比べたら。 でも生地の…

ミレーのティフォン

山を歩くときの必需品、レインウェア。 当たり前ですが、雨と風はバッチリ防いでもらいましょう。 それ以外の機能のお話です。 ミレーのティフォンシリーズ。 TYPHON シリーズ | Millet ウォームタイプが毎年晩秋に発売されています。 裏が起毛しています。 …

ゴローの靴

この靴に出会えて良かった。 http://www.goro.co.jp/ ヒモを赤にすると、とってもかわいいです。 茶にすることもあります。 革がいい色です。 ↓↓「山に必要な3点セット」記事でも靴について書いています↓↓ https://www.海山香月.net/entry/2018/12/21/14274…

ノースフェイスさんへ。 バーブパンツ、ずっと販売してください…

ノースフェイスのバーブパンツ。 私、これがないと山を歩けないんです。 これじゃないといやなんです。 1年中これを履いています。 夏には生地が少し厚いなぁと感じることもありますが、どうせ汗はかきますし、乾きが良く、ストレッチがいいので汗で張り付…

山シャツ、何を着よう?

ミレーのドライナミックをまず着ます。 ドライナミックが汗を移しやすいような素材を選びます。 といっても、化繊でいいのです。 ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン。 それぞれ長所があります。 丈夫さであったりストレッチ性をもたせて動きやすくしたり…

アンダーウェアNo.1はミレーのドライナミック!

Millet(ミレー)のドライナミックシリーズ。 山の雑誌で見たことありますか? 私はメンズを着用しています 販売当初はメンズだけでしたが、数年前からカップ付きのレディースも。 撥水力の凄さを宣伝しているファイントラックも試してみましたが、夏に着て…

万能!!しょうがパウダー

冷え性を克服するために、しょうがを積極的に摂り始めて数年。 35度台だった平熱が、36.5度ほどに。 毎日、白湯やチンした甘酒、味噌汁、いろいろな食べ物、飲み物に入れています。 初めの頃は、すりおろしていましたが、変色するためそのまま保存できません…

写真家の西田省三さん

1月3日(木)NHK総合 19:30から、写真家の西田省三さんが出演・監督の「ドローン大縦走」のドキュメンタリーが放送されました。 澄み切った青空、本当に美しかった。 空の青と雪の白と岩のコントラスト。 雪の上高地に紅葉、なんて幻想的な光景。 …

山の靴下

登山靴を購入したことのある方なら、試し履きするときに、お店にあるぶ厚い靴下を履かせてもらったかと思います。 素材はウールです。 「えー、毛なんて暑苦しそう」 「汗かかない?」 いえいえ、履いて山を1日でも歩いた方ならご存知でしょう。 足がべたつ…

山をラクに楽しく歩くために毎日できる、ちょっとしたこと

ぜいぜい息を切らして山頂に着いたときの「やっと着いた~」という爽快感もいいですが、体力も少しずつアップして「前回は疲れた山も、今日は疲れてないぞ!!」と充実感に浸るのもなんだか嬉しいものです。 「歩く」という行為は、距離の差こそあれ、誰もが…